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 「この空の上で、いつまでも君を待っている」こがらし輪音

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美齢は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。東屋智弘。自分とは正反対に、夢へ向かって一心不乱な彼に、呆れながらも惹かれていく美鈴。しかし、生き急ぐような懸命さの裏には、ある秘密があって―。少年が守り抜いた約束と、奇跡の結末に触れたとき、再びページをめくりたくなる。夏の日を鮮やかに駆け抜けた、一つの命の物語。第24回電撃小説大賞大賞受賞作。

ラノベなので展開がベタだなと思った。中二病っぽく周囲をバカにしている美鈴が、昔出会った宇宙人との約束を叶える為に宇宙に行こうとロケットを作っている東屋と出会って変わっていくみたいな話。最後のどんでん返しからのどんでん返しみたいな展開はいい意味で予想外で良かった。

| 2018.09.30 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ダ・フォース」ドン・ウィンズロウ
評価:
ドン ウィンズロウ
ハーパーコリンズ・ ジャパン
¥ 800
(2018-03-26)
Amazonランキング: 11175位

麻薬や銃による犯罪を取り締まるマンハッタン・ノース特捜部、通称“ダ・フォース”。ニューヨーク市警3万8千人の中でも最もタフで最も優秀で最も悪辣な警官たちを率いるデニー・マローンは市民のヒーローであり、この街を統べる刑事の王だった。だが、ドミニカ人麻薬組織の手入れの際におこなったある行動をきっかけに、栄光を約束されたマローンの人生は、転落の道をたどりはじめる…。

アメリカ舞台の小説なのもあって話に入り込めなかったなあ。正義の味方であるはずの警察が少しずつ黒に染まっていくようで内容も辛かった。上巻の終わりの方まで話が動かなかったので読むのに時間かかったけどそこを過ぎたら今度はかなりのハイスピードで話が進んだ気がする。でも悪い方に転がるからハラハラした。ラストシーンが印象的だった。

| 2018.09.29 Saturday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「高嶺と花 10,11」師走ゆき
師走ゆき
白泉社
¥ 463
(2018-07-20)
Amazonランキング: 43927位

10,11巻まとめて感想。おかモン告白や花が高嶺に告白したりと色々話進んできていて良かった。花が気持ち伝えたタイミングで高嶺に敵対心を持っている八雲が出てくるのが絶妙だったな。高嶺さんも花の事どう見ても好きなのに言えなくなってしまうのが悲しい。花が八雲に誘拐されたりとシリアスなのにヘリで出張先から駆けつけて飛び降りてそのまま土下座とか裸でタップダンスしようとしたりギャグノリも相変わらずあるのでカオスだなと思った。

| 2018.09.28 Friday | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「上野さんは不器用 1」tugeneko

中学生の上野さんが色々凄い発明をして好きな後輩男子・田中の気を引こうとするけど空回っちゃうみたいな話。上野さんのアプローチ大胆すぎてストレートに言葉で伝えた方が効果ありそうと思った。相合傘の話のオチが可愛くて良かった。

| 2018.09.27 Thursday | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「荒木飛呂彦 原画展 JOJO ―冒険の波紋―」国立新美術館

ジョジョの原画展。連載30年だから原画多いけど自分が見たいなあと思うのはあんまり見られなかったかな。メインは主人公のジョジョとボスキャラ、後はカラーが多めだったかな。この展覧会の為の描き下ろしのでかいイラスト12点がどれも良かった。カーズ様が露出狂みたいな服しているのとDIOの股間に石仮面がついているシュールさがツボだった。あと新規でウェザーリポート見られたのが嬉しい。2014年頃の荒木さんは過去の部のキャラ描くと別人になりすぎてだけど最近の絵だと戻ってきているように感じて嬉しい。各部のラストバトルの原画見られるのも良かった。6部のエンポリオを逃がしてプッチ神父に立ち向かう所の原画良かったな。

| 2018.09.26 Wednesday | アート | comments(0) | trackbacks(0) |
 「世界で一番、俺が○○ 1〜4」水城せとな

1~4巻まとめて感想。28歳の幼馴染3人の柊吾、アッシュ、たろちゃんは謎の団体・セカイのエージェントのナナミに誘われて300日間の誰が一番不幸になるかというゲームをする事になる。不幸を競うゲームの話だから展開きついのだけどどうなるのか気になって読んでしまうので水城さん凄いなと思う。それぞれの気持ちとか分かる部分もあるし。4巻までではゲームを動かす為にアッシュが積極的に行動しているのだけど、それが自分が勝つための行動なのかたろちゃんを勝たせたくてしている行動なのか分からなくて気になった。

| 2018.09.25 Tuesday | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
 「りぼんのふろく「カワイイ」のひみつ」

りぼんのふろく本。250万乙女の宝物とあるようにメインは90年代から2000年代初めの頃。自分も世代だから見ていて覚えあるのもあって懐かしかった。やっぱり組み立てたり実際に愛用していたのは記憶にあるなと思った。これ読んだらふろく1つにも企画コンペがあって時間をかけて作っているんだなというのを知って、子供の時に作らずに捨てたふろくもあったので申し訳ない気持ちになった。今見ても可愛いの多いし眺めるだけでも楽しかった。

| 2018.09.24 Monday | その他の本(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「改貌屋 天才美容外科医・柊貴之の事件カルテ」知念実希人

「妻の顔を、死んだ前妻の顔に変えてほしい」。金さえ積めばどんな手術でも引き受ける天才美容外科医・柊貴之に舞い込んだ奇妙な依頼。麻酔科医の明日香は反発を覚えるが、彼の完璧な手技に圧倒されてしまう。さらに四年前に起こった連続殺人事件に柊が関係していると知り、明日香は不信を深めるのだが――。現役医師作家が放つ、新感覚医療ミステリ。

凄腕の美容外科医の元にやってくる整形依頼と、柊の過去にまつわる話が展開される。柊と神楽の顔のあれこれはややこしいなと思いつつ面白かった。今まで手術をした人たちが協力してくれるストーリーはベタだけど良かった。

| 2018.09.23 Sunday | 作家別・た行(知念実希人) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 ネット対応版 ネイティブも認めた画期的発音術」池谷裕二

タイトル通りな本。ネイティブと通じる会話をする為に聞こえるままの言葉を上手くカタカナにしてみるという本。その通りに読んでみると本当に外国人が話しているみたいに言えて面白かった。他にも日本人が英語を習得する事は出来るのかという理論もあって興味深い。小学校の低学年でもう決まってしまうのかとショックではあった。早ければ早いほどいいんだな。自分に子供いたら英語に苦労しないように早くに習わせたいなと思った。

| 2018.09.22 Saturday | その他の本(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「クズの本懐 9 decor」横槍メンゴ
横槍メンゴ
スクウェア・エニックス
¥ 617
(2018-07-19)
Amazonランキング: 8639位

本編のその後を描写する番外編の巻。本編の終わり方でもそれはそれで良かったけど、これからいい感じになるのかなって思える未来がほんのり分かるのも本編で足掻いていたキャラクターを見てきたので良かったなと思った。モカと花火の話が好きだった。

| 2018.09.21 Friday | 漫画 | comments(0) | trackbacks(0) |
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