Blogpet
<< 「ファッションから名画を読む」深井晃子 | main | 「CHICAライフ」島本理生 >>
 「戯曲 毛皮のマリー・血は立ったまま眠っている」寺山修司
評価:
寺山 修司
角川グループパブリッシング
¥ 620
(2009-02-25)

美しい男娼マリーと養子である美少年・欣也とのゆがんだ激しい親子愛を描き、1967年の初演以来、時代を超えて人々に愛され続けている「毛皮のマリー」。そのほか1960年安保闘争を描いた処女戯曲「血は立ったまま眠っている」、「さらば、映画よ」「アダムとイヴ、私の犯罪学」「星の王子さま」を収録。寺山演劇の萌芽が垣間見える、初期の傑作戯曲集。
「さらば、映画よ」「アダムとイヴ、私の犯罪学」「毛皮のマリー」「血は立ったまま眠っている」「星の王子さま」

寺山修司の初期の戯曲が5編載っています。
これらが書かれた年代的に、学生運動とかから結構影響を受けているようです。ゲイとか女装、男装なんかもたくさん出てくるので、ジェンダー的なテーマもありそうだなあと思った。

私はこれらの舞台はどれも見たことがないので新鮮に読めた。唯一、「毛皮のマリー」だけは舞台のチラシを見たことがあって、その作品の存在は知っていた。出演をしている三輪明宏は、1967年の初演でも出ていて、寺山修司が舞台を見て印象に残ったらしいので、いつか見てみたいなと思えた。

私が気に入ったのは「アダムとイヴ、私の犯罪学」「毛皮のマリー」「星の王子さま」の3編。
「毛皮のマリー」は美少年欣也はマリーから離れていくのかと思いきやそんな話では全然なかったし、「星の王子さま」も、サン・テグジュペリのとは全然違って印象に残った。これのラストは舞台で観たら面白そうだなあと思った。
| 2009.06.25 Thursday | 作家別・た行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 スポンサーサイト
| 2019.10.16 Wednesday | - | - | - |
Comment









url: http://easel.jugem.jp/trackback/741