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 「ぼくと未来屋の夏」はやみねかおる
ぼくと未来屋の夏
ぼくと未来屋の夏
はやみね かおる

「未来を知りたくないかい?」六年生の夏休み前日、作家を夢みる風太は未来を百円で売る“未来屋”猫柳さんに呼びとめられた。風太の住む髪櫛町では、昔からかくれんぼをすると最後まで見つからない子がいるといわれる神隠しの森や首なし幽霊の話、人喰い小学校の噂、人魚の宝の謎が言い伝えられていた。宝物が隠されている!?そんなことを信じるほど、子どもじゃない。だけど猫柳さんの口から出ると、ひょっとすると本当に宝物があるんじゃないかって思えてくる。二人の自由研究の先に、どんな結果が待ちうけているのか、未来屋の猫柳さんには見えているのだろうか…。
私は、もともとミステリーは苦手であんまり読みません。でも、ミステリーランドなら、おもしろく読めるんじゃないかと思いついて、少しずつ読み始めていくことにしました。

そんなわけでミステリーランドの2冊目ははやみねかおるさんになりました。はやみねさんといえば、小学生の頃父親が夢水清志郎シリーズの「魔女の隠れ里」を買って来てくれたのを覚えてるんですけど、結局読んでないので、初めて読みます。

小学生と夏休み、自分の住む町の不思議と、不思議な大人。何だかわくわくするようなキーワードが盛りだくさんで面白かったです。物語の季節と読んだ季節が全然かみ合っていないのがちょっと残念でした(是非7月の終わりから8月辺りに読んでください)。

小学生・風太の前に夏休みが始まる時期に現れたのは、未来が分かる未来屋の猫柳さん。彼は100円で誰にでも未来を教える。そして猫柳さんは女性にはとても優しい。
そんな猫柳さんと風太の夏休みの物語。主に自由研究として風太の住む髪櫛町の神隠しの森についての事を調べながら髪櫛町に伝わる不思議な出来事の謎を解いていく。

謎を解明していく部分ももちろんおもしろいけれど、未来屋の猫柳さんと風太のやりとりもほほえましくて面白いです。小学生ながらに猫柳さんの携帯のアドレス帳に誰も登録されていないのを心配しているところなんて笑っちゃいました。
ラストもまたさわやかでよかったです。猫柳さんよかったね!

ミステリーランド読了本
「銃とチョコレート」乙一
| 2007.11.19 Monday | 作家別・は行(その他) | comments(0) | trackbacks(1) |
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| 2019.12.14 Saturday | - | - | - |
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はやみねかおる 『ぼくと未来屋の夏』
JUGEMテーマ:読書感想文&nbsp; &nbsp; &nbsp; 未来屋と聞いたら占い師やギャンブルなどの予想屋を &nbsp; 想像していましたが、『ぼくと未来屋の夏』に登場する &nbsp; 猫柳健之助は、それらに該当しない、いってみるな
| こみち | 2015/05/31 11:32 AM |