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 「営繕かるかや怪異譚 その弐」小野不由美
評価:
小野 不由美
KADOKAWA
¥ 1,424
(2019-07-31)
Amazonランキング: 4118位

かつて花街だった古い町の実家に戻ってきた貴樹。書斎として定めた部屋の鏡を何気なくずらしてみると、芸妓のような女が見えた。徐々にその女から目が離せなくなり…。(「芙蓉忌」より)。佐代は『通りゃんせ』の歌が嫌だ。子供のころ、夕暮れの闇が迫る中、怖いのを我慢して神社への石畳の道を走っていると、袴を穿いた鬼に出会い―。(「関守」より)。三毛猫の小春は交通事故で死んでしまった。あるとき息子が裏の古い空家から小春の声がするという。得体の知れない「何か」は徐々に迫ってきて―。(「まつとし聞かば」より)。住居にまつわる怪異や障りを、営繕屋・尾端が、いとも鮮やかに修繕し、解決へと導く―極上のエンターテインメント。

シリーズ2作目。1冊目と同じ形式なんだけど、今回は後味悪いバッドエンド系もあったりしてバリエーション豊かに思えた。ホラー味の強い最初の話が印象に残った。原因の家を修繕しても怪異は新しいパターンで影響を与えてきているし、この後忘れるとかも出来なさそうだし主人公は弟と同じ事にしかならないだろうなと予想出来るのが怖かった。まつとし聞かばが話としては好き。航が健気で良い子で好きだった。

| 2019.09.30 Monday | 作家別・あ行(小野不由美) | comments(0) | trackbacks(0) |
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| 2020.09.24 Thursday | - | - | - |
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