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 「営繕かるかや怪異譚」小野不由美

叔母から受け継いだ町屋に一人暮らす祥子。まったく使わない奥座敷の襖が、何度閉めても開いている(「奥庭より)」。古色蒼然とした武家屋敷。同居する母親は言った。「屋根裏に誰かいるのよ」(「屋根裏に」)。ある雨の日、鈴の音とともに袋小路に佇んでいたのは、黒い和服の女。あれも、いない人?(「雨の鈴」)。人気絶頂の著者が存分に腕をふるった、じわじわくる恐怖、極上のエンタテインメント小説。

家に纏わる怪異の話。怪異を払うとかではなく、なるべく共存できるように家を変えていくというのが面白かった。自分だったら怪異が起こったら怖くて住めない気がするけど経済的事情で簡単に動けない人たちもいるしこういう方法もあるんだなと思えた。

| 2019.07.31 Wednesday | 作家別・あ行(小野不由美) | comments(0) | trackbacks(0) |
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