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 「母性」湊かなえ
評価:
湊 かなえ
新潮社
¥ 360
(2015-06-26)
Amazonランキング: 15260位

女子高生が自宅の庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が入り混じり、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語。

ある女子高生の事故の話から母親と娘の視点をメインに進む話。緩くしかけっぽくなっていたけど、読んでいくとすぐに分かるのでミスリードはそんなに狙ってなさそうだった。親子といっても合う合わないがあるから好かれたいけど好かれない娘やどうしても娘を愛せない、いつまでも自分も子供でありたいと思う母親、どちらの気持ちも分からなくもなくて悲しかった。それでも終盤のエピソードで少しだけ良い方向に向かったように思えたのは良かった。しかし娘のその後は自分も結局は母親と同じような事をしてしまうのではとも思えてその先が少し気になった。

| 2018.01.27 Saturday | 作家別・ま行(湊かなえ) | comments(0) | trackbacks(1) |
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『母性』
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| 観・読・聴・験 備忘録 | 2018/01/27 11:06 PM |