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 「魔術はささやく」宮部みゆき
評価:
宮部 みゆき
新潮社
¥ 767
(1993-01-28)
Amazonランキング: 30663位

それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた……。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。

別々の所で起きた自殺がある共通点を持っていて、その事実を叔父が巻き込まれた事で知ってしまった高校生の守の話。色々出来事は起こるけど基本は守の成長ものなんだなと感じたし面白かった。暗い話ではあるし守の生い立ちも辛いけどそれ以上に良い人たちとの出会いがあって、最終的にはその出会ってきた人たちのおかげで守は道を間違えないで済んだんだなと思うと守のエピソードどれもが好きになった。サブリミナルとか最初のタクシー事故も今だったら防犯カメラとかドライブレコーダーですぐに分かるんだろうなあと時代を感じたかな。でもずっとハラハラするストーリーで好きになった。守が軽くいじめられるようになった原因の自転車のカギを外すエピソードが何気に好き。

| 2017.08.02 Wednesday | 作家別・ま行(宮部みゆき) | comments(0) | trackbacks(0) |
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| 2017.10.19 Thursday | - | - | - |
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