Blogpet
<< 「三代目薬屋久兵衛 4」ねむようこ | main | 「X'mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」 >>
 「凍りのくじら」辻村深月
評価:
辻村 深月
講談社
¥ 864
(2008-11-14)
Amazonランキング: 8313位

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。

序盤の主人公は他人を見下して内心ではバカにしているのに、自分も明らかにおかしくなっている元彼と会ったりと、主人公も周囲をバカに出来ないくらいの行動しているのに自分だけ高みにいると思っている感じが受け付けなくて自分には合わないかなと思ってしまった。でも全部読むとそんな自分を認めて変わっていくまでの話だったので最終的には良かったなと思った。ドラえもん好きなのと、図書室で本の借り方をダメ出しされるエピソードが作者を思い出して自己投影を感じてしまうのは残念だった。ラストでドラえもんの道具を上手く使っての主人公に光を当てるシーンが好き。主人公も色々失ったけどあの光があれば大丈夫だなって読んでいるこっちも思えた。

| 2016.11.21 Monday | 作家別・た行(辻村深月) | comments(0) | trackbacks(0) |
 スポンサーサイト
| 2018.11.20 Tuesday | - | - | - |
Comment









url: http://easel.jugem.jp/trackback/2812