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 「エスケイプ/アブセント」絲山秋子
エスケイプ/アブセント
エスケイプ/アブセント
絲山 秋子

闘争と潜伏にあけくれ、20年を棒に振った「おれ」。だが人生は、まだたっぷりと残っている。旅先の京都で始まった、長屋の教会での居候暮らし。あやしげな西洋坊主バンジャマンと、遅れすぎた活動家だった「おれ」。そして不在の「あいつ」。あきらめを、祈りにかえて生きるのだ。―いつわりと挫折の日々にこそ宿る人生の真実を描く傑作小説。

センター試験も近づく頃、アブセントの意味をこの本から覚えました。小説は読んでないんだけど、タイトル見てどういう意味か気になって辞書で引いたら、「不在」とか「欠席」とかそういう意味だった。ちなみにこの先受験生になる人は、欠席の「absent」と出席の「present」はセットで覚えておいて損はないですよ。塾の問題でも出てきました!

「エスケイプ」は政治活動やら何やらで20年を棒にふった正臣(40歳)が主人公。妹が始める託児所で働くことになったので、その前に行った旅先での京都の話。
怪しげな坊主バンジャマンの教会に居候しながら、京都で出会う様々な人との出来事。そして探してしまう片割れの存在。
そういったことが絲山さんらしい文章で書かれてて読ませます。

「アブセント」はその片割れが主人公。エスケイプ、アブセントのラストがなかなか素敵だなあと思った。こういうの好きです。

絲山さんといえばだいぶ前に新聞で見た情報によると、今年は群馬を舞台にした小説書くとか。群馬人としては買っちゃうだろうなあと今から思ってます。
| 2007.03.12 Monday | 作家別・あ行(絲山秋子) | comments(2) | trackbacks(2) |
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| 2019.11.21 Thursday | - | - | - |
Comment
アメコさん、こんにちは。
おぉ、「absent」は試験に出る英単語だったんですね。
出席の「present」と一緒に憶えておきましょう。
…って、社会人なので試験はないのですが(笑)。
「アブセント」、時間も場所も違っているのに、
「エスケイプ」と向かい合っているようなラストが上手でしたね。
今度は群馬ですか。そしてアメコさんは群馬人だったのですね。関東在住、いいなぁ。私が住んでるのは、はるか彼方です…。
京都や福岡、詳しくなくても情景を鮮やかに描いていたので、買っちゃうだろうなあに納得です。
アメコ
藍色さん
こんばんは。そうなんです、「absent」は意外と重要単語っぽいんです。
塾で出てきたときは一人でおお!と盛り上がってしまいました。
2つの話が向かいあってたり、対みたいになってる話は読むとおもしろいなあと思って好きです。
私は一応関東のマイナー県群馬人なんです。4月からは埼玉住まいになるんですけどね。









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エスケイプ/アブセント 絲山秋子
装幀は池田進吾(67)。初出「新潮」2006年11月号。 エスケイプ・・・闘争と潜伏にあけくれ、20年を棒に振った「おれ」。主人公で語り手の江崎正臣四十歳の、二00六年夏。故郷、仙台にいる妹のやよいが念願の託児所を
| 粋な提案 | 2007/03/15 4:45 PM |
エスケイプ/アブセント 絲山秋子
エスケイプ/アブセント ■やぎっちょ書評 絲山さん久々です。 いきなりクライマックスからですが、本当なら和臣の物語をもっとぐーっと書いて、第3部で2人が会うかどうかすれ違うのかっ!という展開が正しい小説のあり方?だと思うんだけど、ここで終わる絲山さんが
| "やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!! | 2008/01/14 10:41 PM |