Blogpet
<< 「べるぜバブ 19」田村隆平 | main | 2013年1月に読んだ本 >>
 「ひらいて」綿矢りさ
評価:
綿矢 りさ
新潮社
¥ 1,296
(2012-07)
Amazonランキング: 273273位

怖れを知らない女子高生が、哀しい目の男子に恋をした。熱い思いは勢いあまり、彼の恋人に向けられて…。人間の根源的な愛を問う最新長篇。
ちょっと独特な恋愛小説。主人公の愛にはたとえという名前の好きな人がいるんだけど、ある時にたとえが手紙を読んでいる所を見かけて、その手紙を盗み読むと、同じ高校に通う美雪とたとえが付き合っている事を知る。どうにかしてたとえに近づきたい愛は、美雪に接近して親しくなり、何故か美雪と関係を持つようになってしまう。
今回の主人公の愛は、思考もだけど行動も少しぶっ飛んでいるから読んでいてどことなく本谷有希子の書く人物みたいだなと思った。夜の学校にたとえを呼び出して、素っ裸になってたとえの席で待っているシーンとかさ。こんだけぶっ飛んだ事したり、好きな人の恋人と深い関係になっていても、底にある気持ちは相手に心をひらいてほしいって事なんだよなと思うと、愛の行動は滑稽でありながらもいじらしく感じて嫌いにはなれなかった。「ひらいて」というタイトルのストレートさも割と好み。
| 2013.01.31 Thursday | 作家別・わ行(綿矢りさ) | comments(0) | trackbacks(3) |
 スポンサーサイト
| 2017.04.29 Saturday | - | - | - |
Comment









url: http://easel.jugem.jp/trackback/1672
「ひらいて」綿矢りさ
やみくもに、自分本位に、あたりをなぎ倒しながら疾走する、はじめての恋。彼のまなざしが私を静かに支配する――。華やかで高慢な女子高生・愛が、妙な名前のもっさりした男子に恋をした。だが彼には中学時代からの恋人がいて……。傷つけて、傷ついて、事態はとんでも
| 粋な提案 | 2013/11/22 3:36 PM |
「ひらいて」 綿矢りさ
高校3年生の愛には気になっていたクラスメイトがいた。 西村たとえと密かに文通していた美雪に接近する愛。ネタばれあり。     出世作「インストール」。 そして多くの人が驚いた「蹴りたい背中」19歳の芥川賞受賞。 綿矢は作家としてどう歩んでいるのか。 美
| りゅうちゃん別館 | 2014/03/28 5:29 PM |
ひらいて、ひらいて
小説「ひらいて」を読みました 著者は 綿矢 りさ 主人公 愛は同級生のたとえに恋をする。しかし彼には美雪という彼女がいて・・・ とっ、ありがちな三角関係モノと思うけど・・・ そこは やっぱり綿矢さん、単純な展開にはならずにね 本当に 繊細な、微妙な想いを汲
| 笑う社会人の生活 | 2017/02/17 6:08 PM |