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 「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信
評価:
米澤 穂信
新潮社
¥ 500
(2011-06-26)
Amazonランキング: 5612位

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。
「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」「儚い羊たちの晩餐」

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」を中心とした短編集。それぞれは独立した話ではあるのだけど、バベルの会と各話に出てくる人物が関わりを持っている。ラスト一行にこだわった小説らしく、確かにどれも最後の落とし方が印象に残った。
私は「北の館の罪人」と「玉野五十鈴の誉れ」が特に面白く感じた。こういうちょっとゾッとする話が割と好みだっていうのもあるのだろうけど、この2編が一番最後にうわあって気持ちになったかなあ。
「インシテミル」を読んだ時も思ったけれど、古典のミステリとか読んでいる人はまた違った意味でも面白く読めるんだろうなと思う。私はミステリではないけど、ジェリコーの話しかピンとこなかったです。
| 2012.01.20 Friday | 作家別・や行(米澤穂信) | comments(0) | trackbacks(0) |
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| 2020.06.04 Thursday | - | - | - |
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