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 「アンダスタンド・メイビー」島本理生
評価:
島本 理生
中央公論新社
¥ 1,575
(2010-12)
Amazonランキング: 382509位

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島本 理生
中央公論新社
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(2010-12)
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「おまえは俺のこと、見つけられるって」少女は踏み込んだ、愛と破壊の世界へ。デビュー10周年記念書き下ろし作品。
主人公・黒江の成長が中学3年生から20歳を過ぎるまで語られる。島本さんの小説はぐいぐいと読ませる筆力がさすがだなあと思う。しかし、主人公の黒江に共感が出来なかったので、いまいち好きになれない話だった。
母子家庭の黒江は、写真集を見てファンになったカメラマンにファンレターを出したり、ちょっと冴えない同級生に恋をしたりと普通の子であった。しかし、中3の時にナンパされるがままに山に連れて行かれて襲われかけたのをきっかけに崩れていく。高校生になった黒江は、不良っぽい金髪の羽場先輩と付き合い、その後羽場先輩の知り合いの賢治と付き合い出す。賢治とその友人たちに酷い事をされたのが原因で地元を離れ東京へ行き、手紙のやり取りをしていた仁さんの元へアシスタントとして弟子になる。
私としては、何故男に酷い目にあわされているのに、更にその男に救いを求めるような事をするんだろうと理解できなかった。それなりに、語らせているけど、やっぱり分からない。なので、下巻に入ってからの綾乃さんとのやりとりは良かった。
黒江の不幸はまるで携帯小説のような展開に思えてしまったり、彌生君の能力や宗教の話は、よしもとばななっぽさを感じてしまったりもした。
あとは終盤に、内容を詰め込みすぎかなあ。後半の展開をもっと丁寧にやれば良かったのにと思う。
| 2011.06.03 Friday | 作家別・さ行(島本理生) | comments(0) | trackbacks(1) |
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