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 「日曜日たち」吉田修一
評価:
吉田 修一
講談社
(2003-08-26)
Amazonランキング: 517565位

ありふれた「日曜日」。だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日だった。都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも生きていく男女の姿を描いた5つのストーリー。そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。ふたりに秘められた真実とは。絡みあい交錯しあう、連作短編集の傑作。
「日曜日のエレベーター」「日曜日の被害者」「日曜日の新郎たち」「日曜日の運勢」「日曜日たち」

連作短編集。タイトルの日曜日ってのは、曜日の事ではなく、憂鬱な感じやふさぎこんだ感じの気分を指している。どの話にも共通して出てくるのは、九州の方の言葉を話す幼い兄弟。この2人がどうなっていくのかを追っていく短編集かな。

憂鬱の象徴であるかのような兄弟の結末が暗くはなっていないのを見ると、多分各短編に出てきた人物たちのこの先も暗くはないのだろうなあと想像出来る。私は最後の「日曜日たち」という話が一番好きだった。
| 2011.01.04 Tuesday | 作家別・や行(吉田修一) | comments(0) | trackbacks(0) |
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