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 「虹」吉本ばなな
評価:
吉本 ばなな
幻冬舎
¥ 576
(2005-04-01)
Amazonランキング: 362104位

レストラン「虹」。海辺の故郷そっくりの素朴で丈夫な心で瑛子はフロア係に専心していた。だが、母の急死で彼女の心は不調をきたし、思わぬ不幸を招く。踏みつけにされる動植物への愛、身に迫る禁断の想い…。瑛子は複雑な気持を抱え、念願のタヒチに旅立つ。今、美しい島で瑛子に深く豊かな愛が蘇る。確かな希望の訪れを描いた傑作長編。

世界の旅シリーズ4作目。今回はタヒチの話。母親を亡くし、精神的にまいってしまった主人公がタヒチに行って自分を見つめなおす的な話。職場のオーナーとの関係も描写されるのだけど、終盤のオーナーの言動はええーっとなったな。あんまり心理が理解出来なかった。

| 2019.09.09 Monday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「不倫と南米」吉本ばなな
評価:
吉本 ばなな
幻冬舎
¥ 576
(2003-08-01)
Amazonランキング: 35406位

生々しく壮絶な南米の自然に、突き動かされる狂おしい恋を描く「窓の外」など、南米を旅しダイナミックに進化した、ばななワールドの鮮烈小説集。第十回ドゥマゴ文学賞受賞作品。

タイトル通りな話。不倫している人たちが出てくる短編集なんだけど、不倫っぽさやドロドロ感は感じないで読めるので不思議だった。写真やイラストも多くて写真を見ていると行きたいなあと思う。

| 2019.08.17 Saturday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「マリカのソファー/バリ夢日記」吉本ばなな

ジュンコ先生は、大切なマリカを見つめて機中にいた。マリカの願いはバリ島に行くこと……。多重人格の深い悲しみと歓喜の光景を描いた本作は、「マリカの永い夜」として発表されたが、著者の決心により改題し大幅に書き改められた。さらなる祈りと魂の輝きにみちた小説に一九九三年四月、初めて訪れたバリで発見した神秘をつづる傑作紀行を併録。

多重人格のマリカと、マリカと付き合いが長く友人のような関係であるジュンコ先生がバリへ行く話とこの話を書くためにバリへ行った時の作者のエッセイ。

辛い事があったから他の人格を作り出してしまうマリカが悲しいのだけど、他の人格もマリカの事を大切に感じていて、人格がマリカになっていくのは良い事のはずなのに読んでいくと寂しくも感じられた。オレンジがマリカに手紙を残していたシーンが好きだった。

| 2019.06.04 Tuesday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(1) |
 「哀しい予感」吉本ばなな
評価:
吉本 ばなな
KADOKAWA
¥ 432
(1991-09-25)
Amazonランキング: 215012位

弥生はいくつもの啓示を受けるようにしてここに来た。それは、おばである、ゆきのの家。濃い緑の匂い立ち込めるその古い一軒家に、変わり者の音楽教師ゆきのはひっそりと暮らしている。2人で過ごすときに流れる透明な時間。それは失われた家族のぬくもりだったのか。ある曇った午後、ゆきのの弾くピアノの音色が空に消えていくのを聴いたとき、弥生の19歳、初夏の物語は始まった。大ベストセラー、そして吉本ばなな作品初の文庫化。

幼少期の記憶がない弥生はふとした事でその記憶を取り戻していく。おばが本当の姉だと知り、弟は血の繋がらない異性だと知り恋愛感情に移っていく。弥生が昔の実の親との思い出を思い出す所が切ないけど印象に残る。おばのゆきののキャラも自由でいいなと好感持てる絶妙なキャラだった。タイトルに反してこの先は上手くいくような希望がありそうで好き。

| 2019.05.09 Thursday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(1) |
 「体は全部知っている」吉本ばなな
評価:
吉本 ばなな
文藝春秋
¥ 497
(2002-12-01)
Amazonランキング: 35551位

「アロエが、切らないで、って言ってるの。」ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な感情―心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。

短編集。1つの話が短いので隙間時間とかにさらっと読めるのは良いなと思う。最初のみどりのゆびはばなな作品らしいなと思う。私は田所さんとミイラが好き。ミイラ、犯罪だしやばいんだけど妙に印象に残る。

| 2019.02.02 Saturday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「アムリタ」吉本ばなな
評価:
吉本 ばなな
新潮社
¥ 562
(2002-09-30)
Amazonランキング: 35405位

妹の死。頭を打ち、失った私の記憶。弟に訪れる不思議なきざし。そして妹の恋人との恋──。流されそうになる出来事の中で、かつての自分を取り戻せないまま高知に旅をし、さらにはサイパンへ。旅の時間を過ごしながら「半分死んでいる」私はすべてをみつめ、全身で生きることを、幸福を、感じとっていく。懐かしく、いとおしい金色の物語。吉本ばななの記念碑的長編。

妹が亡くなり、自分も頭を打って記憶が曖昧になった主人公の朔美。弟も不思議な力に目覚め、朔美は妹の恋人と付き合うようになる。そういう普通ではない出来事がたくさん起こりながらも普通に生活している人たちの話。普通じゃない事が起こっていても大事に感じないというかあくまでも淡々と過ぎていく日常になっていて不思議な気持ちになる本だった。でもこういうのが生活、生きるって事なのかなと思った。

| 2018.08.16 Thursday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ハゴロモ」よしもとばなな
評価:
よしもと ばなな
新潮社
¥ 1,404
(2003-01-20)
Amazonランキング: 722433位

失恋の痛みと都会の疲れを癒すべく、故郷に舞い戻ったほたる。雪に包まれ、川の流れるその町で、これまでに失ったもの、忘れていた大切なものを彼女はとりもどせるのだろうか―。言葉が伝えるさりげない優しさに救われるときはきっとある。人と人との不思議な縁にみちびかれ、自分の青春をあらたにみつける静かな回復の物語。

再読。愛人生活をしていたほたるが、彼と別れ故郷に戻って過ごす話。時期的に今読むのにちょうどいいなあと思った。前読んだ時も印象に残ったのだけど、ほたるがみつるのラーメンを初めて食べる時にインスタントだったのを突っ込むシーンが好き。不思議な力やオーラがある人が出てくるいつものばなな作品だけど、それを他者の力になるために使おうとしていたり優しいおとぎ話のような話だった。

| 2017.01.13 Friday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「スナックちどり」よしもとばなな
評価:
よしもと ばなな
文藝春秋
¥ 1,296
(2013-09-27)
Amazonランキング: 258881位

40歳を目前に離婚した「私」と、身寄りをすべてなくしたばかりの、いとこのちどり。イギリス西端の田舎町を女二人で旅するうち、魔法にかけられたような時間が訪れる―。
離婚をした主人公と祖父母を亡くした主人公のいとこ、ちどりの海外でのひと時。派手に旅行しているわけではなく、ゆったり過ごしながら今までの自分たちやこれからについて話しているのだけど、静かに頭に入ってくる感じがばなな作品らしくて好き。久しぶりに読んだから素直な気持ちで読めたけどうーんと気になる部分もやっぱりあった。ばななさんはオカルトとか宗教とか浮世離れしたヒッピーっぽい人とか何かしら出てくるよなあと思った。
| 2016.06.03 Friday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「はじめての文学 よしもとばなな」よしもとばなな
評価:
よしもと ばなな
文藝春秋
¥ 1,337
(2007-01-12)
Amazonランキング: 267377位

「キッチン」「おかあさーん!」「おやじの味」「バブーシュカ」「ミイラ」「ともちゃんの幸せ」「デッドエンドの思い出」
若い人向けの小説の入口になるようなシリーズの本なのだけど、個人的にはじめての文学によしもとばなな作品は合っていると思う。読みやすいし、私自身児童書から一般小説に移っていくのによしもとばなな作品は入口だったなあと思いだせるし。
キッチンって今読むとこんなに短いのかと思った。ミイラとかデッドエンドの思い出も好き。今読むとデッドエンドの主人公の元カレがクソ男だなと思ってしまった。
| 2016.01.03 Sunday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ハネムーン」吉本ばなな
評価:
吉本 ばなな
中央公論社
¥ 1,458
(1997-12)
Amazonランキング: 126937位

再読。
昔読んだ時は終盤の裕志の父親が入っていた宗教がやっていた事にびっくりして、この話無理だーと思ってしまったけど改めて読んだら裕志がオリーブや祖父やまなかに見守られていて、すこしずつ明るい方向へ踏み出そうとしている話なのかなあと思った。思っていたよりも明るいイメージだったというかね。
| 2015.12.14 Monday | 作家別・や行(よしもとばなな) | comments(0) | trackbacks(0) |
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