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 「1ポンドの悲しみ」石田衣良
評価:
石田 衣良
集英社
¥ 497
(2007-05-01)
Amazonランキング: 63155位

数百キロ離れて暮らすカップル。久しぶりに再会したふたりは、お互いの存在を確かめ合うように幸せな時間を過ごす。しかしその後には、胸の奥をえぐり取られるような悲しみが待っていた―(表題作)。16歳の年の差に悩む夫婦、禁断の恋に揺れる女性、自分が幸せになれないウエディングプランナー…。迷い、傷つきながらも恋をする女性たちを描いた、10のショートストーリー。

「ふたりの名前」「誰かのウエディング」「十一月のつぼみ」「声を探しに」「昔のボーイフレンド」「スローガール」「1ポンドの悲しみ」「デートは本屋で」「秋の終わりの二週間」「スターティング・オーバー」

 

30代の人たちを主人公にした恋愛短編集。読みやすいしどの話も恋の始まりとかそういうのがメインでほのぼのしている所もあって面白く読めた。表題作だけは妙にエロかったけど他はどちらかというと少女漫画よりみたいな感じ。

| 2017.10.23 Monday | 作家別・あ行(石田衣良) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ラブソファに、ひとり」石田衣良
評価:
石田 衣良
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,404
(2012-05-31)
Amazonランキング: 594760位

失恋の傷をいやすため、季節はずれの休暇を取って一人で沖縄旅行にでかけた園田俊明。そこで出会った人々との心のふれあいと気づきとは……表題作ほか、当代一の名手が描く、極上恋愛短篇集。
「ラブソファに、ひとり」「真夜中の一秒後」「フィンガーボウル」「夢の香り」「ハート・オブ・ゴールド」「23時のブックストア」「リアルラブ?」「ドラゴン&フラワー」「魔法のボタン」
短編集。アンソロジーに載ったの中心なので、いくつか読んだ話もあった。石田さんの話はさらっとしていて読みやすくて結構好きだなと今回読んでいて思った。話によってはこの後が知りたいなあって組み合わせもあってそこもまた良かった。
| 2015.12.08 Tuesday | 作家別・あ行(石田衣良) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「スローグッドバイ」石田衣良
評価:
石田 衣良
集英社
¥ 480
(2005-05-20)
Amazonランキング: 301429位

「涙を流さなくちゃ、始まらないことだってあるんだよ」。恋人にひどく傷つけられ、泣けなくなった女の子。彼女に青年の心は届くのか(「泣かない」)。上手に別れるため最後にいちばんの思い出の場所へいく。そんな「さよならデート」に出かけたふたりが見つけた答え―(「スローグッドバイ」)など普通の人たちの少しだけ特別な恋を綴った10篇。出会いから別れまでの一瞬一瞬をやさしく描く傑作短篇集。
「泣かない」「十五分」「You look good to me」「フリフリ」「真珠のコップ」「夢のキャッチャー」「ローマンホリデイ」「ハートレス」「線のよろこび」「スローグッドバイ」

再読。20代の男女を主人公にした恋愛小説だけど、読んだ後の気分はベタな少女漫画読んだみたいな気分でちょっと恥ずかしくなる。ドロドロしてたりするのは嫌だからこういう話を書いたらしいから良いんだけど、個人的にはもうちょっとマイルドにしてほしい気もする。でも読みやすいのでお薦めは出来る感じ。
初めて読んだ時は全然分からなかったけど、「泣かない」に出てくる超能力が使える死刑囚の映画が、あっ、これグリーンマイルだ!と分かったのは、再読して面白かった点。映画でも何でも前ピンとこなかった部分に答えがハマると気持ちいいなあと思った。
| 2012.12.22 Saturday | 作家別・あ行(石田衣良) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「6TEEN」石田衣良
評価:
石田 衣良
新潮社
¥ 1,470
(2009-10-01)
Amazonランキング: 7506位

『4TEEN』続編ついに刊行!ぎこちない恋。初めての裏切り。そして、少しだけリアルさを増してきた未来…。超高層マンションを見上げる月島の路地で、ぼくたちはこの世界の仕組みを考える。ダイ、ジュン、ナオト、テツロー―永遠の青春小説。
「おばけ長屋のおばあ」「クラインの妖精」「ユウナの憂鬱」「携帯小説家に出会ったら」「メトロガール」「ウォーク・イン・ザ・プール」「秋の日のベンチ」「黒髪の魔女」「スイート・セクシー・シックスティーン」「16歳の別れ」

「おばけ長屋のおばあ」…テツローたちのたまり場であるもんじゃ屋「ヒマワリ」を経営するおばあの娘・ミサオが出戻ってきた。年上好みなジュンはミサオが気になる。
「クラインの妖精」…テツローの高校の友人であるマサアキの話。いかにしてマサアキと仲良くなっていったのかについて。
「ユウナの憂鬱」…子持ちで現在ダイと同棲中のユウナの悩みを解決しようと、テツロー・ジュン・ナオトがあるプレゼントをする。
「携帯小説家に出会ったら」…テツローと同じクラスの女子・サリナの話。タイトルのまんま。
「メトロガール」…地下鉄で見かける女子が気になるナオト。3人がナオトと近づけようとする。
「ウォーク・イン・ザ・プール」…市民プールで出会う美人な女性・マーサの秘密。
「秋の日のベンチ」…ホームレスのおじさんと親しくなるテツロー。自分の将来の事などを話し合う。
「黒髪の魔女」…メトロガールの続き。悪女な結香。こういう時、友情より恋愛になってしまうものなのか。
「スイート・セクシー・シックスティーン」…テツローが中学の同級生の子と初体験。ご都合展開だなあと思いながら読んでしまった。
「16歳の別れ」…一緒に勉強していた同級生の死。タイトル見ただけだとナオトなのかと思ってビクビクしていたら、意外な人物の事だった。

「4TEEN」の続編。前作である「4TEEN」が面白くてかなり好きだったのだけど、この続編は4TEENほどのパワーはない感じがした。自分が年を取ったからなのかな。短編集なので、割と重いテーマなのに、あっさりと終わりすぎているのも、何だか軽い印象になっていて残念だった。
そして読んでいてしみじみと思ったのは、テツロー結構もててるなあってところでしょうか。作中でのナンパ成功率100%じゃないか!私も4人の中じゃ、普通の子テツローが一番好きだけど。
| 2011.07.19 Tuesday | 作家別・あ行(石田衣良) | comments(0) | trackbacks(1) |
 「LAST」石田衣良
LAST (ラスト) (講談社文庫)
LAST (ラスト) (講談社文庫)
石田 衣良

外国人窃盗団に雇われ、通帳から現金をおろす出し子の男が最後に打った手は(「ラストドロー」)。住宅ローンに押し潰されそうな主婦が選んだ最後の仕事とは(「ラストジョブ」)。リアルで凶暴な世界に、ぎりぎりまで追い詰められた者たちが、最後に反撃する一瞬の閃光を描く。明日への予感に震える新境地の連作集。
★★★
「ラストライド」「ラストジョブ」「ラストコール」「ラストホーム」「ラストドロー」「ラストシュート」「ラストバトル」

大学生協で購入。大学生協は書籍がちょっと安く買えるので最高です!!読む本がなくなったときにちょこちょこ利用しています。

そんな訳で石田衣良。この人の本は読みやすい。ちょっとした空き時間なんかにさらっと読める。深いこと考えずに煮詰まったときなんかにさくさくっと読めるからいいなあと思っていたのですが、これはちょっと違った感じですね。

この「LAST」は極限まで追い込まれつつある人間の様子が描かれる短編集。

この追い込まれ方が、金がらみが多いのがちと気になりました。他にもあるんじゃないの?と少し思いつつも、それぞれの主人公たちがたどるストーリーは当たり前だけどそれぞれ違います。

印象に残った「ラストコール」はテレフォンクラブという閉鎖空間で起こるミステリーというかホラーかな。ひたすら電話での会話がメインになっているんだけど、なかなかにぞっとするラストが待っている。

もう一つは「ラストシュート」。これは海外で少年少女を買う日本人の男の話。
こういうのが実際にあるのだと思うと、正直いい気分はしないなあ。
この話のラストもまたすごい。グロい!ちょっとグロすぎる。思わず本を持つ手の力が抜けてしまった。

基本的にはダークな短編集。明るいオチもあるけど、基本的には追い込まれたうえでの明るさだからなあ。スカッとするのもありましたけど。ラストドローとか。
個人的には読んでいて正直いい気持ちはしなかった。
| 2008.06.11 Wednesday | 作家別・あ行(石田衣良) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「池袋ウエストゲートパーク」石田衣良
池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)
池袋ウエストゲートパーク
石田 衣良

刺す少年、消える少女、潰し合うギャング団…。ストリートの「今」を鮮烈に刻む青春ミステリーのニュービート。オール読物推理小説新人賞受賞。
「池袋ウエストゲートパーク」「エキサイタブルボーイ」「オアシスの恋人」「サンシャイン通り内戦」

いまさら読み始めるシリーズです。ドラマも全然見ていなかったのですごく新鮮な感じで読めました。
高校を卒業してから、実家の果物屋を手伝って生活している主人公マコト。彼は池袋で起こった出来事を解決していく、「何でも屋」のようなことをストラングラーの事件をきっかけにしてはじめる。
マコトは強い権力は持たないけれど池袋の少年たちの協力を得ていろんな事件を解決していく。

高校の同級生でGボーイズを率いているタカシ、中学の同級生でヤクザのサルやヘルス嬢の千秋、引きこもりの和範など周りの登場キャラもそれぞれ個性があっておもしろい。
個人的にはタカシとラジオたちパープルクルーのメンバーが好きでした。

痛快で読んでて勢いがあってよかった。これからがんばってマコトを追いかけていきたいと思います。
| 2007.05.04 Friday | 作家別・あ行(石田衣良) | comments(0) | trackbacks(1) |
 「4TEEN」石田衣良
4TEEN
4TEEN
石田 衣良

一番最初のびっくりプレゼントという話を読み始めてから、この話はやばいやばい、すごくいいよ!と思って最後まで読むのがもったいなかった。そんなわけでこの本はすごい好きな本に入りました。
主人公たち4人の14歳の友情がすごく良いです。病気の友達のために誕生日プレゼントを一生懸命探したり、友達を助けるために不良に立ち向かったりと4人の友情がとても厚い。
そんなわけで私は上の話が書いてある「びっくりプレゼント」と「空色の自転車」の話が好き。それから病院から逃げ出した人との交流を描いている「大華火の夜に」も好きだなあ。
誰かのために走り回ったり、助けてあげたいって素直に思える人は実はそんなにいないんじゃないかと私は思う。時には自分たちの利益を考えて動いているけれど、それでもこの少年たちはそれ以上のことをしているんじゃないだろうかと思う。

作中に少年ジャンプで人気の忍者漫画とか出てきて少し面白かった。ユズルが校内放送で流したラップ特集でキングギドラが出てきてリップもでるかなあと思ってたら(リップ好きなので)出てきてちょっと嬉しかったりしました。何年もすぎてから読むと懐かしくなりそうだけど、今だからタイムリーに楽しめる話だよなあ。
どうでもいい話ですが私も友人と上忍だの中忍だの言ってます。作中だと家の経済状況でしたけど、私たちは気配もなく現れる教師とか同じ校内にいるはずなのになかなか会えない人物に対してそんな言葉を使ってますよ(笑)
| 2005.12.29 Thursday | 作家別・あ行(石田衣良) | comments(0) | trackbacks(0) |