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 「クジラの彼」有川浩
評価:
有川 浩
角川書店
(2007-02)
Amazonランキング: 183832位

「沈む」んじゃなくて「潜る」。潜水艦とクジラと同じだから。
人数あわせのために合コンに呼ばれた聡子。そこで出会った冬原は潜水艦乗りだった。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんな彼とのレンアイには、いつも大きな海が横たわる。恋愛小説作品集。

「クジラの彼」「ロールアウト」「国防レンアイ」「有能な彼女」「脱柵エレジー」「ファイターパイロットの君」

自衛隊員の恋愛小説。有川さんの本は長編だとベタ甘すぎて逆に苦手だったりしたけど短編集だとほどよい甘さでちょうど良かった。特に表題作のクジラの彼が好きだった。潜ると沈むの話とか興味深かったし。海の底と空の中のスピンオフが合わせて3本あるけど、空の中とか内容覚えていないのですっかりキャラクターを忘れていた。それでも十分楽しめたけど。「ファイターパイロット〜」が一番ベタ甘だなあと思う。

| 2016.09.30 Friday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「空飛ぶ広報室」有川浩
評価:
有川 浩
幻冬舎
¥ 832
(2016-04-12)
Amazonランキング: 559位

不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。そして美人TVディレクターと出会い……。ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。
事故でパイロットから広報の仕事をする事になった空井と記者からディレクターになったリカ。やりたい事が仕事で出来なくなった2人の今の仕事をメインにした話。最初はリカのキャラに読んでいけるかなと思ってしまったけどグイグイ読めた。有川さんのベタ甘すぎる話は苦手だから甘さもちょうどよく感じた。
| 2016.04.30 Saturday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「だれもが知ってる小さな国」有川浩
評価:
有川 浩,村上 勉
講談社
¥ 1,512
(2015-10-28)
Amazonランキング: 1538位

ヒコは「はち屋」の子供。みつ蜂を養ってはちみつをとり、そのはちみつを売って暮らしている。お父さん、お母さん、そしてみつばちたちと一緒に、全国を転々とする小学生だ。あるとき採蜜を終えたヒコは、巣箱の置いてある草地から、車をとめた道へと向かっていた。
「トマレ!」
鋭い声がヒコの耳を打ち、反射的に足をとめたヒコの前に、大きなマムシが現れた――
村上勉の書き下ろし挿画がふんだんに入った、豪華2色印刷
コロボックルシリーズを読んだ事はないけれど、普通に楽しく読めた。ただ読んでいると作中の話題によく出てくるのでより楽しめるのかなと思った。はち屋の息子のヒコが親の仕事の為に日本全国を引っ越していて、北海道で出会った同じはち屋の娘であるヒメや、おっとりしているミノルさん、そしてコロボックルのハリーたちとそれぞれ交流していく話。
子供らしい部分もありつつほっこりしたエピソードで面白かった。ヒコとハリーの友情も良くて、コロボックルを守ろうと頑張ってあれこれ考えるのとか良い子だなと思ったし手助けしてくれる親も良かった。最後にはヒコと同じように色々驚く種明かしもあって最後まで楽しかった。
| 2015.11.25 Wednesday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「塩の街」有川浩
評価:
有川 浩
メディアワークス
¥ 1,728
(2007-06)
Amazonランキング: 282865位

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた―。“自衛隊三部作”の『陸』にもあたる、有川浩の原点。デビュー作に、番外編短編四篇を加えた大ボリュームで登場。第10回電撃小説大賞“大賞”受賞作を大幅改稿。
自衛隊シリーズの1冊目にして有川さんのデビュー作。塩害という人が塩になってしまう災害が起こった世界で、両親を塩害で亡くした真奈と、彼女を助けた秋庭を中心とした話。
基本は2人が出会った人々との話かな。そして2人の恋物語。有川さんといえばベタ甘だけど、これもそんな感じで読んでいて少し恥ずかしかった。面白かったけど、このシリーズは個人的に苦手かな。
| 2015.07.22 Wednesday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「シアター! 2」有川浩
評価:
有川 浩
アスキーメディアワークス
¥ 659
(2011-01-25)
Amazonランキング: 36475位

「2年間で、劇団の収益から300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」―鉄血宰相・春川司が出した厳しい条件に向け、新メンバーで走り出した『シアターフラッグ』。社会的には駄目な人間の集まりだが、協力することで辛うじて乗り切る日々が続いていた。しかし、借金返済のため団結しかけていたメンバーにまさかの亀裂が!それぞれの悩みを発端として数々の問題が勃発。旧メンバーとの確執も加わり、新たな危機に直面する。そんな中、主宰・春川巧にも問題が…。どうなる『シアターフラッグ』!?書き下ろし。
シアター!の続編。前回は借金返済を目指して利益が出るような舞台作りを目指すという話だったけど、今回はそこを踏まえつつより人間関係を描写している感じに思えた。それぞれの悩みや恋愛とか、劇団内でこんなに矢印向いていたのか、みたいな感じだった。
個人的にはスズと千歳が喧嘩するくだりが面白かった。そこからの仲直りとか。大人になるとこの辺なあなあで済ましちゃうからなあと思えた。こんだけ本音言って謝れる関係っていいよな。
| 2015.07.16 Thursday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「シアター!」有川浩
評価:
有川 浩
アスキー・メディアワークス
¥ 659
(2009-12-16)
Amazonランキング: 36784位

小劇団「シアターフラッグ」―ファンも多いが、解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ!!その負債額なんと300万円!悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…。
赤字の小劇団を主宰する巧に頼まれてお金を貸す事にした兄の司。しかし条件は2年以内に劇団の利益で司にお金を返す事。それが出来なければ劇団は解散するというものだった。その代わり司も2年間劇団に関わり金銭に関する事を徹底する事に。
小劇団とか舞台関係は勉強していたのですごく興味深く面白く読めた。エンタメ的な面白さを追求しているっぽいシアターフラッグの劇を見てみたいなあと思うほど。団員の現実とか、一つの舞台を作っていくまでの苦労や苦しみのようなものも感じられたし、現実的な面もありつつエンタメの小説として純粋に面白い。
これを読んで舞台に興味を持つ人が増えればいいのになと思った。
| 2015.07.03 Friday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「キケン」有川浩
評価:
有川 浩
新潮社
¥ 594
(2013-06-26)
Amazonランキング: 8933位

ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称【キケン】。部長*上野、副部長*大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレスレの実験や破壊的行為から、キケン=危険として周囲から忌み畏れられていた。これは、理系男子たちの爆発的熱量と共に駆け抜けた、その黄金時代を描く青春物語である。
文庫裏のあらすじを読んだ時に、理系のサークル物って面白いのかなあと思っていたのだけれど、普通に男子大学生の青春物で楽しかった。
後半で語り手が言っているけれど当事者でいられる時が一番楽しいんだ、みたいなのがすごく分かるんだよなああの頃は楽しかったなあという気持ちと自分もはもうそこには戻れないんだよなあという切なさも少し感じました。大学生までは読むのと、それ以上の人が読むのではまた感想が変わりそう。でも幾つになってもあの頃の仲間と楽しくやろうと思えば出来るんだよ、みたいなのがまた終盤で示されているような感じでそこもまたグッときたなあ。
あとがきの有川さんの男子の世界に女子は混ざりたいなあと思っているみたいな文章にも凄く共感した。
| 2014.08.04 Monday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ヒア・カムズ・ザ・サン」有川浩
評価:
有川 浩
新潮社
¥ 515
(2013-09-28)
Amazonランキング: 195位

編集者の古川真也は、特殊な能力を持っていた。手に触れた物に残る記憶が見えてしまうのだ。ある日、同僚のカオルが20年ぶりに父親と再会することに。彼は米国で脚本家として名声を得ているはずだったが、真也が見た真実は——。確かな愛情を描く表題作と演劇集団キャラメルボックスで上演された舞台に着想を得た「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」を収録。有川浩が贈る物語新境地。
短いあらすじから有川さんが話を作るというスタイルの短編。2つの話があるのだけど、同じあらすじでも結構違う話が出来るものだなあと、面白く感じた。どっちの話もカオルのお父さんの描写はちょっと辛いなあと感じてしまったけれど、読後感は良くて、読み終わるとじんわり感動出来るようで良かった。主人公の真也は、物に触れる事でそこに残された記憶を読むことが出来るのだけど、その力を無闇に使ったりしないのにも好感が持てた。
| 2013.10.10 Thursday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ラブコメ今昔」有川浩
評価:
有川 浩
角川グループパブリッシング
¥ 1,470
(2008-07-01)
Amazonランキング: 10315位

乙女だっておっさんだってオタクだって人妻だって、恋がなければ生きてゆけない。ベタ甘ラブに耐性のない方お断り(もしくはこの機会に溺れてみる?)。の最強短編集。
「ラブコメ今昔」「軍事とオタクと彼」「広報官、走る!」「青い衝撃」「秘め事」「ダンディ・ライオン〜またはラブコメ今昔イマドキ編」

自衛隊ラブコメ第2弾。1冊目のクジラの彼は未だに家に積んでいて読んでいないのですが、これ読んだら早く読まなきゃなあと思いました。読んでいてほとんどの作品が恥ずかしくなるラブコメ本。なんだけど、やっぱり面白いと思う。たまにはベタ甘読むのもいいなあと思える1冊。
私が好きだったのは、「青い衝撃」かなあ。他の話とはちょっと系統が違うので、有川さんこういうのも書くんだなあと思って面白かった。基本的に有川作品は安心して読めるので、そこも大きいかも。
| 2011.07.05 Tuesday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「別冊 図書館戦争 供徑川浩
評価:
有川 浩
アスキーメディアワークス
¥ 1,470
(2008-08)
Amazonランキング: 3842位

好評『図書館戦争』シリーズ、スピンアウト第2弾!そんで、結局あの人たちは?これにて幕引き。
「もしもタイムマシンがあったら」「昔の話を聞かせて」「背中あわせの二人」

図書館戦争シリーズの本当のフィナーレ。脇役たちにスポットが当てられている。緒形の話が一番良かった。最後の折口さんのインタビューの場面で、明るい今後が予想出来て、緒形さん良かったねと思える。
手塚と柴崎も落ち着いたのは良かったのだけど、あの事件はちょっとなあと思う。あそこまで柴崎を追い詰める事はなかったんじゃないかと思ってしまった。
| 2011.05.03 Tuesday | 作家別・あ行(有川浩) | comments(0) | trackbacks(0) |
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