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 「リアルプリンセス」
寺地 はるな,飛鳥井 千砂,島本 理生,加藤 千恵,藤岡 陽子,大山 淳子
ポプラ社
¥ 1,512
(2017-01-11)
Amazonランキング: 640152位

物語のお姫様をテーマにしたアンソロジー。アンソロジーで話のほとんどがいいなと思うのはあまりないけど、これはほぼ良かった。読んだ事ない作家さんが半分いたけど他の本も読みたいと思えた。鍋かぶりとあの人は海を捨てたと夢のあとが特に好き。島本さんはアンソロジーでも作風同じで全然ぶれないなあと思った。

| 2019.09.03 Tuesday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「メアリー・スーを殺して 幻夢コレクション」
評価:
乙一,中田永一,山白朝子,越前魔太郎,安達寛高
朝日新聞出版
¥ 1,620
(2016-02-05)
Amazonランキング: 281755位

「もうわすれたの? きみが私を殺したんじゃないか」
(「メアリー・スーを殺して」より)

合わせて全七編の夢幻の世界を、安達寛高氏が全作解説。
書下ろしを含む、すべて単行本未収録作品。
夢の異空間へと誘う、異色アンソロジー。

<収録作品>
乙一 愛すべき猿の日記 / 山羊座の友人
中田永一 宗像くんと万年筆事件 / メアリー・スーを殺して
山白朝子 トランシーバー / ある印刷物の行方
越前魔太郎 エヴァ・マリー・クロス

アンソロジーと言いつつ全部作者は乙一という面白いアンソロジー。それぞれの筆名に合わせて作風を変えているので同じ人なのは分かるけど使い分けはしっかりしているなと思う。私は山羊座の友人、宗像くんと万年筆事件、トランシーバーが好き。ちょっと切なさがある話が好み。宗像くんはシリーズ物の構想あるみたいだけど続き読みたいなと思った。

| 2019.01.27 Sunday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「嘘つき。 やさしい嘘十話」
評価:
メディアファクトリー
¥ 12,731
(2006-08-01)
Amazonランキング: 544335位

本当は、嘘なんてつきたくない。だけど―。誰かを大切に思うあまりに、ついてしまった嘘。そんな“やさしさ”から零れ落ちてしまった「嘘」が、10人の作家たちによって、小さな物語になりました。ビターで切ない、だけど心があったかくなる十話。

嘘をテーマにしたアンソロジー。西加奈子、豊島ミホ、竹内真、光原百合、佐藤真由美、三崎亜記、中島たい子、中上紀、井上荒野、華恵が執筆陣。嘘がテーマだけどやさしい嘘なので嫌な話はなかった。ささいな事から結果はどうであれ相手を思いやろうとする気持ちがある嘘で胸が痛くなるようなのもあったけど。豊島さんのとかどっちも相手を思ってなんだけど辛い嘘だなと思ってしまう。佐藤さんのも子供視点だとささいかもしれないけど大人目線で読むとあの嘘をつかれるもはキツイなと思った。でもいい話で好きだった。

| 2018.06.13 Wednesday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「卒業。」
評価:
梨屋 アリエ,大島 真寿美,草野 たき,藤堂 絆,豊島 ミホ,前川 麻子,若竹 七海
ジャイブ
¥ 605
(2007-03-01)
Amazonランキング: 306502位

青春未満の胸騒ぎ(「パルパルと青い実の話」)/一生に一回だけ使えるSOSは…(「卒業証書」)/心の中は、期待と不安でシーソーのごとく(「春の電車」)/中学校生活を満喫しようと思っていたのに…(「神様の祝福」)/先生と私、二人は最後のバスに乗る(「君と手をつなぐ」)/二十五年の月日、狂気のような孤独(「彼女を思い出す」)/悪友たちとのコージー・ミステリー(「たぶん、天使は負けない」)巻末に、歌手川嶋あいの「卒業」メッセージを収録。少年少女の青春を描いた、アンソロジー・シリーズ第四弾。

卒業をテーマにしたアンソロジー。豊島ミホ、大島真寿美、梨屋アリエ、草野たき、藤堂絆、前川麻子、若竹七海が執筆陣。豊島さん目当てで買った記憶があるかな。豊島さんのは彼女が書きそうなテーマだけど読んでいるとやっぱり好みだなと思える。卒業テーマだし学生メインの話が多かった。他では前川さんのとかが印象に残った。

| 2018.06.08 Friday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「文芸あねもね」
評価:
彩瀬 まる,蛭田 亜紗子,三日月 拓,南 綾子,豊島 ミホ
新潮社
(2012-02-27)
Amazonランキング: 610780位

生きていれば、きっとある。恋が終わり、夢が破れ、自分が損なわれる瞬間が。でも、そこから立ち上がりまた歩き出す瞬間も、きっと―。3.11の後、「今、自分たちにできること」をしようとペンを執った10人の女性作家たち。そして2011年7月、その想いは全額寄付を目的としたチャリティ同人誌へと結実した。電子書籍から生まれた、再生への希望きらめく小説集、待望の文庫化。

3.11のチャリティー同人誌の文庫化。チャリティーだから希望溢れる系の話なのかなと思ったけどそうでもなくて全体的にグレーな読み心地だった。個人的なポイントは休筆宣言してから初めて豊島さんの小説が読めるって事かな。

| 2018.04.24 Tuesday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「X'mas Stories 一年でいちばん奇跡が起きる日」
評価:
朝井 リョウ,あさの あつこ,伊坂 幸太郎,恩田 陸,白河 三兎,三浦 しをん
新潮社
¥ 562
(2016-11-14)
Amazonランキング: 695位

もう枕元にサンタは来ないけど、この物語がクリスマスをもっと特別な一日にしてくれる――。六人の人気作家が腕を競って描いた六つの奇跡。自分がこの世に誕生した日を意識し続けるOL、イブに何の期待も抱いていない司法浪人生、そして、華やいだ東京の街にタイムスリップしてしまった武士……! ささやかな贈り物に、自分へのご褒美に。冬の夜に煌めくクリスマス・アンソロジー。

朝井リョウ「逆算」

あさのあつこ「きみに伝えたくて」

伊坂幸太郎「一人では無理がある」

恩田陸「柊と太陽」

白河三兎「子の心、サンタ知らず」

三浦しをん「荒野の果てに」

 

アンソロジーは久々に読む。クリスマスのアンソロだからみんなロマンチックな恋愛物かと思ったけど、それだけじゃないバラエティ豊かな作品集で結構楽しめた。白河さんと三浦さんのとか好みだった。三浦さんはコメディ混じりで面白いのにほっこりも出来る感じが好き。あさのさんのはホラーかと思ったらこっちも良い話風で終わったので一安心だった。朝井さんのは、女性ですら詳しく知らないのにやけに詳しくて気持ち悪いなと思ったらちゃんと主人公も言っていたので笑ってしまった。

| 2016.11.24 Thursday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「恋のかけら」
評価:
唯川 恵,朝倉 かすみ,井上 荒野,山崎 マキコ,小手鞠 るい,南 綾子,山崎 ナオコーラ,豊島 ミホ
幻冬舎
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(2008-08)
Amazonランキング: 710318位

失恋すると、胃が痛くなる。腕がしびれる。苦しい-。山崎ナオコーラ「電車を乗り継いで大人になりました」をはじめ、「淡い」「苦い」「切ない」「愛しい」など、恋の様々な感情を描いた、人気作家による8つのアンソロジー。
唯川恵「ラテを飲みながら」
山崎ナオコーラ「電車を乗り継いで大人になりました」
朝倉かすみ「アンセクシー」
山崎マキコ「ちょっと変わった守護天使」
南綾子「雪女のブレス」
小手鞠るい「無人島」
豊島ミホ「銀縁眼鏡と鳥の涙」
井上荒野「粉」

恋のかけらというテーマ通り、身近なところから始まっていくような恋の話が多かった印象。私は「ちょっと変わった守護天使」と「銀縁眼鏡と鳥の涙」という話が好きだった。両方ベタな感じの話ですが、割と好みだった。とか言いながら「ラテを飲みながら」の主人公の心境に一番共感を持つことが出来た。
| 2010.02.09 Tuesday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「29歳」
評価:
山崎 ナオコーラ,柴崎 友香,中上 紀,野中 柊,宇佐美 游,栗田 有起,柳 美里,宮木 あや子
日本経済新聞出版社
¥ 1,575
(2008-11-14)

29歳女性を主人公に流行作家8人が競作! 仕事、会社、家族、恋、結婚、出産…微妙に揺れ動くアラウンドサーティーの女性の実感をリアルに紡ぎ出し「日経WOMAN」だからこそ可能にした異色の小説アンソロジー。
山崎ナオコーラ「私の人生は56億7000万年」
柴崎友香「ハワイへ行きたい」
中村紀「絵葉書」
野中柊「ひばな。はなび。」
宇佐美游「雪の夜のビターココア」
栗田有起「クーデター、やってみないか?」
柳美里「パキラのコップ」
宮木あや子「憧憬☆カトマンズ」

29歳の女性の心情を描いたアンソロジー。恋も仕事もまだまだいろいろあって、どの話も面白く読めた。自分が思い描いている29歳とはやっぱ違うような気もして、それはこの本の中の主人公たちも思っていて、そこはリアルかなあと思った。
不倫関係が意外にも多かったのはちょっと嫌だったかなあ。 
| 2009.08.16 Sunday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「青に捧げる悪夢」
青に捧げる悪夢
青に捧げる悪夢
恩田 陸,近藤 史恵,小林 泰三,乙一,若竹 七海

豪華著者によるミステリーアンソロジー決定版!
閉ざされた全寮制の学園で起こった悪意のゲーム『笑いカワセミ』に、美貌の少年ヨハンが挑む!〈恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」〉ほか豪華執筆陣が贈る、せつなく、可笑しく、おぞましい傑作ミステリの饗宴!
★★★
恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」
若竹七海「みたびのサマータイム」
近藤史恵「水仙の季節」
小林泰三「攫われて」
乙一「階段」
篠田真由美「ふたり遊び」
新津きよみ「還って来た少女」
岡本賢一「闇の羽音」
瀬川ことび「ラベンダー・サマー」
はやみねかおる「天狗と宿題、幼なじみ」

恩田陸「水晶の夜、翡翠の朝」
閉鎖されたような学園での事件。シリーズものの一つのようでちょっとよく分かんないまま読み終わってしまった。

若竹七海「みたびのサマータイム」
不良っぽい男の子がちょっと古臭いなあと思ってしまった。あと、真実が分かった時はちょっと悲しくなった。そしてちょっと怖い。

近藤史恵「水仙の季節」
なかなか面白かった。双子の区別がどっちだっけ?ってこっちも時々分かんなくなっちゃった。

小林泰三「攫われて」
普通に怖いなあと思った。暴力シーンとか痛いシーンは好きじゃないので辛かった。そしてオチもすごかった。全く考えてなかったから余計怖かった。

乙一「階段」
これが目当てで読み始めたのですが、乙一作品もやはり怖かった。家族内のことだから、これは余計に逃げ場がなくて怖い。最後のシーンとか絶対に見たくないよなあ。

篠田真由美「ふたり遊び」
これも最初よく分かんなかったけど、最後の余韻が怖いなあと思った。

新津きよみ「還って来た少女」
これは怖かった!一番怖いのは人の心かもねって話。

岡本賢一「闇の羽音」
ちょっとテイストの違う怖さ。つかまってる男の人のいかれっぷりも怖かったけど得体のしれない生物が相手ってのは不気味だなあと思った。

瀬川ことび「ラベンダー・サマー」
君たちはそれでいいのか!?と聞きたいところですが、本人がいいってんじゃいいのかなあ。自分だったら絶対に嫌だわ。

はやみねかおる「天狗と宿題、幼なじみ」
はやみねさんの話は安心して読めるからいいですね。2人の主人公もかわいくてよかったです。

全体的に怖いとしか言ってませんが個人的には本当にそんな感じでした。普段ホラーはほとんど読まないので人によってはぬるいと思うかも知れません。
| 2009.03.29 Sunday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「Re-born はじまりの一歩」
Re-born はじまりの一歩
Re-born はじまりの一歩
伊坂 幸太郎,瀬尾 まいこ,豊島 ミホ,中島 京子,平山 瑞穂,福田 栄一,宮下 奈都

迷い、揺れ、苦しみながら選びとった、これがわたしの生きる道―。時代を鮮やかに切り取りつづける7人の作家が描く、新たな出会いと出発の物語。オール書き下ろし&オリジナルの珠玉アンソロジー。
★★★

宮下奈都「よろこびの歌」
福田栄一「あの日の二十メートル」
瀬尾まいこ「ゴーストライター」
中島京子「コワリョーフの鼻」
平山瑞穂「会ったことがない女」
豊島ミホ「瞬間、金色」
伊坂幸太郎「残り全部バケーション」

この本で初読みだったのは、平山瑞穂さんと福田栄一さんだった。
読んでから感想を書くまでの日にちがあきすぎてしまったので、あまり覚えてないのですが、福田さんの「あの日の二十メートル」という作品が個人的に好きでした。
主人公が私と同じ大学生だって言うのもあるんだろうけど。佐山さんの最後にはちょっと泣けてきてしまったし、だけど、自分の目標はきちんとやり遂げていたし、次は克彦にがんばってもらいたいなと思いました。
| 2009.02.20 Friday | その他の本(アンソロジー) | comments(0) | trackbacks(0) |
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