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 「新編 日本の面影」ラフカディオ・ハーン
ラフカディオ・ハーン
KADOKAWA/角川書店
¥ 842
(2000-09-18)
Amazonランキング: 11395位

美しい日本の愛すべき人々と風物を印象的に描いたハーンの代表作『知られぬ日本の面影』を新編集。赴任先の松江を活写し、日本人の精神にふれた傑作「神々の国の首都」、西洋人として初の正式昇殿を許された出雲大社の訪問記「杵築―日本最古の神社」、微笑の謎から日本人の本質にアプローチする「日本人の微笑」など、ハーンのアニミスティックな文学世界、世界観、日本への想いを色濃く伝える11編を詩情豊かな新訳で収録する。日本の原点にふれる、ハーン文学の決定版。


ハーンが日本について書いた文章。初めて日本に来た時の、その時思った事をその時に残しておかなければ同じ気持ちにはなれないみたいな文がハーンに限らず誰にでもなんにでも当てはまるよなと印象に残った。日本の怪談については読んでいて面白かったな。ここから影響受けたのかなとか想像出来て楽しい。

| 2017.11.27 Monday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「レッド・クイーン」ヴィクトリア・エイヴヤード
評価:
ヴィクトリア・エイヴヤード
ハーパーコリンズ・ ジャパン
¥ 1,050
(2017-03-17)
Amazonランキング: 112159位

貧しい村で家族と暮らす少女メアは、ある日、不思議な力に目覚める。それは奴隷階級の“レッド”が決して持つはずのない、支配階級“シルバー”の力だった。メアは王家に直ちに捕らえられ、死を覚悟するが、命と引き換えに名前を奪われ、“行方不明になっていたシルバーの王女”に仕立て上げられてしまう。宮殿で待ち受ける謀略と裏切り、冷酷な国王と二人の王子―果たしてメアの運命は。

久しぶりに海外の小説を読んだけど面白かった。銀色の血を持ちそれぞれに特殊な能力を持っているシルバーと赤い血の奴隷階級のレッドという人たちがいる世界で、レッドでありながらシルバーの能力を持っている主人公のメアが王家に利用され利用しようとする話。王子様と知り合い自分もシルバーとして過ごすようになるとか基本はシンデレラストーリーっぽいのに王家の中のドロドロやシルバーとレッドの争いに巻き込まれていったりとロマンスがベースではなかった。それでいて2人の王子との恋愛のような部分もありとても楽しめた。

後半のラストが近付いてからの急展開はどうなるんだと気になりハラハラしつつも一気読みだった。続き物なので早く先が知りたいと思ったのも小説では久しぶりだった。メアの革命もだけどカルとの恋愛もどうなるのか気になる。あんな事になったら中々そういう気持ちにはならないのかなと思うけどカルとメアのやりとりが好きだったから期待してしまう。

| 2017.08.25 Friday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ジキルとハイド」ロバート・L・スティーヴンソン
評価:
ロバート・L. スティーヴンソン
新潮社
¥ 432
(2015-01-28)
Amazonランキング: 139801位

ロンドンの高名な紳士、ジキル博士の家にある時からハイドという男が出入りし始めた。彼は肌の青白い小男で不愉快な笑みをたたえ、人にかつてない嫌悪、さらには恐怖を抱かせるうえ、ついに殺人事件まで起こしてしまう。しかし、実はジキルが薬物によって邪悪なハイドへと姿を変えていたのだった…。人間の心に潜む善と悪の葛藤を描き、二重人格の代名詞としても名高い怪奇小説。

短いのでサクサク読めた。二重人格ものという知識はあったのだけど、読んでいくとジキルとハイドは見た目や声も違うようでどうしてそうなったのかが気になった。その部分はファンタジーだなあと思うのだけど、次第に本来の自分でいられなくなる恐怖とか同じ自分であるはずなのに善の要素が強いか悪の要素が強いかでこんなにも変わってしまうのかと興味深かった。

| 2016.09.26 Monday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「星の王子さま」サン=テグジュペリ
評価:
サン=テグジュペリ
新潮社
¥ 514
(2006-03)
Amazonランキング: 1091位

砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
内藤版の訳を読んでいるので再読。訳が変わっても分かりやすいけど難しい感じはそのままに思える。大切なものは目には見えないとか印象的な言葉にはやっぱりハッとする。
| 2016.02.27 Saturday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「不思議の国のアリス」ルイス・キャロル
評価:
ルイス キャロル
新潮社
¥ 514
(1994-03-01)
Amazonランキング: 94237位

ある昼下がりのこと、チョッキを着た白ウサギを追いかけて大きな穴にとびこむとそこには……。アリスがたどる奇妙で不思議な冒険の物語は、作者キャロルが幼い三姉妹と出かけたピクニックで、次女のアリス・リデルにせがまれて即興的に作ったお話でした。1865年にイギリスで刊行されてから、世界中で読まれた傑作ファンタジーを、金子國義のカラー挿画でお届けするオリジナル版。
ディズニーとかで内容はうっすらと知っているけれど、きちんと読むのは初めて。ポンポンと話が展開していて面白かった。最後も唐突に現実に戻る感じが本当に夢の世界にいたみたいで印象的だった。
| 2016.02.05 Friday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「絵のない絵本」アンデルセン
評価:
ハンス・クリスチャン アンデルセン
集英社
¥ 308
(1991-11)
Amazonランキング: 603614位

「さぁ、絵にしてごらん、わたしの話したことを」月はそう言った―大都会の屋根裏部屋で淋しく暮らす貧しい絵かきに、夜ごと月は自分が見てきた世界各地のできごとを語りかける。それは、ヨーロッパ各地からインド、中国、アフリカにまでおよぶ詩情豊かな美しい物語であつた。旅を愛した童話詩人アンデルセンの若き日の連作短編集。
タイトルが絶妙な感じで結構好き。読みやすいけどじっくり読まないと内容を上手く汲み取れない系の話かな。童話だけど子供向けではないから難しく感じる系統だった。
| 2015.11.03 Tuesday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「変身」カフカ
評価:
フランツ・カフカ
新潮社
¥ 350
(1952-07-28)
Amazonランキング: 2664位

ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか……。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。
難しいのかなと思っていたけど、思っていたよりも読みやすかった。ある日、虫になってしまったグレーゴル・ザムザの話。今までの自分と変わってしまっただけでこんなにも態度が変わってしまうのかと驚いたし、でもそうなってしまう家族の気持ちも分かるしでさらっと読めるけど結構ヘビーな話だよなあと思う。
| 2015.09.04 Friday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「アンの想い出の日々」モンゴメリ
評価:
ルーシー・モード モンゴメリ
新潮社
¥ 810
(2012-10-29)
Amazonランキング: 4288位

1908年の発表以来、世代を超えて読み継がれ、愛されてきた『赤毛のアン』。実は、モンゴメリの死の当日に何者かによって出版社に持ち込まれたシリーズ最終巻は、これまで本国カナダでも部分的にしか刊行されないままとなっていた。『アン』誕生100周年を機に、詩、短編、ブライス家の語らいといった新原稿を含む、作者が望んだかたちに復元された完全版、待望の邦訳。ファン必読の書!
この作品がモンゴメリの遺作みたいです。
詩とそれに関するアンたちの会話や短編と結構何でもありの本だった。短編もアンたちではなく周りの人々の話がメインなので番外編みたいな1冊かな。
| 2014.11.09 Sunday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「アンの娘リラ」モンゴメリ
みごとに成長した六人の子供たちに囲まれて、アンは幸せな日を送っていたが、第一次対戦の影響は静かな炉辺荘にも及んできた。女たちは、出征してゆく息子や恋人を見送ったあと、寂しさをこらえて、精一杯元気に振舞った。養母マリラの名をもらったアンの末娘リラも、偶然引き取った戦争孤児の世話と、赤十字少女団の運営とで忙しい。リラの日記で綴るアン・ブックス最終巻。
タイトルの通りアンの娘であるリラが主役の話。リラの青春ではあるのだけど、アンの時と違うのはそこに戦争があるという事。兄や好きになった人が戦地へ行ってしまったり、兄は戦死してしまったりと辛さと苦みがある。でも基本的には前向きに生活しているし、話の終わり方も良くてシリーズの中でも好きな話だった。
| 2014.10.07 Tuesday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「虹の谷のアン」モンゴメリ
ウォルターが「虹の谷」と名づけた楓林の向こうの小さな谷には、いつもやさしい風が吹き、ブライス家の子供たちの夕方の遊び場所になっていた。母親を失くし、父も夢想家で、かまってくれる人のいない牧師館の子供たちも、しばしばここを訪れた。古い納屋の乾草の上から哀れな姿で発見された孤児メアリーも、この仲間に加わった。アンの子供たちの毎日を描く、アン・ブックス第九巻。
解説でも書かれているけど、この巻もアンはあまり出てこなくて番外編のようだった。というよりも子供たちが大きくなってきたのもあって、アンが主役というよりも子供たちメインで世代交代したのかなとも思える。牧師の恋愛の展開とかが面白かったなあ。前の巻でも思ったけどロマンス小説風味で好きだ。
| 2014.09.23 Tuesday | その他の本(海外作品) | comments(0) | trackbacks(0) |
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