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 「ほうかご探偵隊」倉知淳
評価:
倉知 淳
講談社
¥ 26,421
(2004-11-25)
Amazonランキング: 445263位

僕のクラスで連続消失事件が発生。僕は4番目の被害者に!といっても、なくなったのはもう授業でも使わないたて笛の一部。なぜこんなものが!?棟方くんの絵、ニワトリ、巨大な招き猫型募金箱、そしてたて笛が1日おきに姿を消すという奇妙な事件が5年3組にだけ起こっている。ニワトリなんか密室からの消失だ。この不可思議な事件を解決してみないかと江戸川乱歩好きの龍之介くんに誘われ、僕らは探偵活動を始めることにした。僕がちょっと気になっている女子も加わり事件を調べていくのだが……。そこにニワトリ惨殺目撃証言が!町内で起きた宝石泥棒との関連は?龍之介くんの名推理がすべてを明らかにする!!

ミステリーランドのコンセプトにあった1冊だなと思った。途中で鶏の惨殺とか出てきて血なまぐさくなるのかと思ったらそうではなかったので安心した。読んでいてこの人怪しいなと思っていたら見事に騙されたし読んでいて楽しかった。

| 2017.06.27 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「スキップ」北村薫
評価:
北村 薫
新潮社
¥ 810
(1999-06-30)
Amazonランキング: 15941位

昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた……目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ――でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、《わたし》を生きていく。

時と人のシリーズはずっと読みたくて自分で買って積んでいたのだけど、ようやく1冊目が読めた。17歳の真理子がある日突然25年後の自分になっているという話。一人で孤独にそれに向き合うのかなと思ったけど、娘の美也子や夫の桜木さんが真理子の現状を理解して支えてくれるので、時をスキップしてしまった真理子だけどそこまでの悲壮感はなかった。でもすでに両親は亡くなっていたり、25年飛んでいるしで切ない話ではあるかな。でも真理子が前向きで頑張ろうとしているから応援したくなるし自分も頑張りたいと思える。真理子の知り合いから語られる17歳から後の真理子自身も凄く魅力的な人なのが分かってどのエピソードも好きだった。真理子が自分の事を愛しているから40代の自分も投げ出さない、みたいな事を言っている所が凄く好き。自分の事を自信を持って愛していると言える真理子は凄く輝いてるなあと思う。羨ましいくらい。

| 2017.02.19 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ホーンテッド・キャンパス」櫛木理宇
評価:
櫛木 理宇
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 596
(2012-10-25)
Amazonランキング: 157447位

八神森司は、幽霊が「見えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、仕方なくオカルト研究会に属している。ある日オカ研に、女の顔の形の染みが、壁に浮き出るという悩みが寄せられ……。

軽い読み心地のホラーって感じの作品。大学のオカルト研究会に相談される出来事を解決していくという内容。キャラクターも個性があって覚えやすくて好みだった。こよみに関する話はこれから進展していきそうで気になった。

| 2017.01.23 Monday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「クリムゾンの迷宮」貴志祐介
評価:
貴志 祐介
角川書店
(2003-02)
Amazonランキング: 248227位

火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された。死を賭した戦慄のゼロサムゲーム。一方的に送られてくるメッセージ。生き抜くためにどのアイテムを選ぶのか。自らの選択が明日の運命を決める―!コレクターズ・アイテム版。

突然始まる命がけのサバイバルゲームの話。オーストラリアが舞台で、でもやってる事は殺し合いとかなので怖いけど面白かった。人が一線を越えてしまうまでとか、追い詰められる臨場感がリアルで凄かった。サバイバル知識もしっかりしているし、実践出来るかは微妙だけど役立ちそうに思える。とりあえず情報は大事なんだなと思えた。最初に藤木たちがバングル・バングルでは食べられる動植物ばかりだと言う事や危険な食事がある事を言っておけばここまでの展開にはならなかったのかなあ。でもわけの分からない状態でここにいるからいずれは一線越えてたのかなやっぱり。最後は黒幕とか主人公の藤木の想像の部分が大きくてこれはこれで面白いけどしっかり知りたかったような気もする。野呂田が最後に声あげたのも自分は危険な目にあっても最終的には命までは取られないと思っていたからなのかなとか凄く気になった。こういうモヤっと気になる部分があるからこそ印象に残るというか面白いと思えるのかな。ラストシーンとか妙に美しい感じで終わったし印象的だった。

| 2016.12.09 Friday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「二重生活」小池真理子
評価:
小池 真理子
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,944
(2012-06-28)
Amazonランキング: 81288位

大学院生の白石珠は、ある日ふと、近所に住む既婚男性、石坂史郎を尾行してしまう。大学の講義で知ったアーティスト、ソフィ・カルによる「文学的・哲学的尾行」が心に残っていたからだ。そして珠は、石坂の不倫現場を目撃する。他人の秘密を知ることに、ぞくぞくとした興奮を覚えた珠は、石坂の観察を繰り返す。だが徐々に、秘密は珠と恋人との関係にも影響を及ぼしてゆく―。大学教授への想い、今は亡き恋人への追慕。スリリングな展開、乱れ合う感情。ページを繰る手が止まらない、傑作長編。
哲学的・文学的尾行をし、相手が幸せな家庭を持ちつつも不倫している事を知ってしまう主人公の珠。そして、自分の恋人も裏で浮気をしているのではと思うようになってしまう。誰かの尾行をしたり、どういう生活をしているのかっていうのは気になるという珠の気持ちが私も少し分かってしまったりもする。行動に移そうとは思わないけど。後をつけているのがばれた時に、今度は珠と不倫してしまうのかと一瞬思ったけどそういう話にはならなくて良かった。終盤の珠と石坂の関係性は結構好き。
| 2016.05.07 Saturday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」枯野瑛
ヒトは規格外の《獣》に蹂躙され、滅びた。たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。ヒトに変わって《獣》と戦うのは、死にゆく定めの少女妖精たち。青年教官と少女兵の、儚くも輝ける日々。
ラノベ。終末の世界で聖剣を使って闘う妖精兵と、何百年も眠りについて、現在唯一残っている人類のヴィレムの交流の話。続くの前提の話なのもあって、これだけだと話は進んでいるような印象はなかった。交流しながらお互いに変わっていくんだろうなと思うので今後の展開に期待かな。
| 2015.11.23 Monday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「妖怪アパートの幽雅な日常 4」香月日輪
夏休み、夕士が巻きこまれた「事件」は? 高2の夏休み。前半は魔道士の集中特訓、後半はバイトに明け暮れる夕士。バイト先の大学生や、危ういところを助けた女子中学生をちょっぴり変えた夕士の活躍!
今回のメッセージは背伸びせずに等身大でいこうよとか、携帯ばっかいじってないで他人と会話しようぜ!みたいな感じだった。夕士は修行の成果もあって、能力が少しパワーアップしたというのが進んだ部分かな。
| 2014.12.08 Monday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「つれづれ、北野坂探偵舎 ゴーストフィクション」河野裕
評価:
河野 裕
KADOKAWA/角川書店
¥ 562
(2014-03-25)
Amazonランキング: 190990位

屋敷のどこかに眠っているはずの、一枚の絵を捜して欲しい—昔馴染みの女性の依頼で、佐々波と雨坂は、山の上に佇むある洋館に向かった。しかし館では不思議な現象が起こり、スズメ、人形、オーディオスピーカーは、佐々波に冷やかに告げる—ここから出ていけ!謎めいた人人、歪んだ愛情、嫉妬、葛藤、そして嘘…果たして二人の“探偵”は、幽霊が仕掛けた物語の結末を、得意の議論で正しく描くことができるのか—!?
シリーズ3作目。
何故かこれで完結なのかと思っていたらまだまだ続くようだった。この巻からノゾミがユキにとりついたような状態になってユキの周囲をだけど動く事が出来るようになったのが大きな動き。紫の指については目的が分かってきた感じだけどまだ謎な部分も多いし今後の展開が気になるなあ。
| 2014.11.14 Friday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「つれづれ、北野坂探偵舎 著者には書けない物語」河野裕
評価:
河野 裕
KADOKAWA/角川書店
¥ 562
(2013-12-25)
Amazonランキング: 127959位

大学に進学した小暮井ユキが出会ったのは、「ラバーグラス」という演劇サークル所属の大野さんと、シーンごとにバラバラとなった脚本にとり憑いているという幽霊の噂。「その事件、解決しちゃいませんか?」ユキは、サクッと持ちかけるが、駆り出されるのは、もちろんあの2人の“探偵さん”で…。“小説家”と“編集者”のコンビが、幽霊にまつわる謎を、物語を創るように議論しながら解き明かす、異人館の街をやさしく彩る探偵物語。
シリーズ2作目。
大学に進学したユキがラバーグラスという演劇サークルに所属する大野さんと知り合い、劇団に幽霊が出るという話を聞く。そこで雨坂と佐々波に相談し、事件を解決する事に。前作から続く紫の指については今回もほとんど進展はないのだけど、雨坂たちの過去なんかが少し分かるのは良かった。自分でこれはこういう事かなと推理しつつ読める感じの軽さなので今回も面白かった。
| 2014.10.22 Wednesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない」河野裕
「お前の推理は、全ボツだ」—駅前からゆるやかに続く神戸北野坂。その途中に佇むカフェ『徒然珈琲』には、ちょっと気になる二人の“探偵さん”がいる。元編集者でお菓子作りが趣味の佐々波さんと、天才的な作家だけどいつも眠たげな雨坂さん。彼らは現実の状況を「設定」として、まるで物語を創るように議論しながら事件を推理する。私は、そんな二人に「死んだ親友の幽霊が探している本をみつけて欲しい」と依頼して…。
徒然珈琲にいる2人の探偵をメインにした話。小説家の雨坂と元編集者で現探偵の佐々波。彼らの元に女子高生から死んだ友人が探している本を見つけて欲しいと頼まれる。一見関係ない事件のように見えても繋がっていて1つの謎を1冊で解いていく感じの話だった。普通の探偵ものかと思ったら、佐々波は霊が見えるのもあって霊能探偵みたいな感じになっているのが面白かった。
| 2014.09.26 Friday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
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