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 「D.Gray-man reverse3 Lost Fragment of Snow」星野桂,城崎火也

ある雪の日の記憶。“赤腕”は笑わない子供。犬を連れたピエロと出会い、あたたかい心に触れ、呪われた運命から逃れようとするが…。大好きなアレンを捜して、蝋花が新本部を駆け巡る。秘話2本収録の小説第3弾。

蝋花の話と、アレンとマナの出会いを描く過去編の2つ。過去編の方は本編にも絡んできそうな要素だなと思った。アレンがティモシーやティモシーの先生が昔の自分とマナに似ていると話していたけど確かにそんな感じだなと思えて子供の頃のアレンは子供らしく手いいなと思った。

| 2018.10.16 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「恥知らずのパープルヘイズ」上遠野浩平
評価:
荒木 飛呂彦,上遠野 浩平
集英社
¥ 799
(2014-03-19)
Amazonランキング: 10273位

多くの犠牲の末に“ボス”を打ち倒したジョルノたち。だが、彼らと袂を分かったフーゴの物語は終わっていなかった…。第5部完結の半年後を上遠野浩平が熱筆ッ!さらに書きおろし短編を収録し新装版で登場ッ!!

本編の途中でチームから離れたフーゴを主役とした小説。本編から半年後、ジョルノをボスとして新しくなった組織から麻薬の流れを絶つために麻薬の売買をしている組織のメンバーを倒す指令を受けたフーゴがシーラE、ムーロロと一緒に新しくチームを組むという話。フーゴの背景や、自分だけボートに乗れなかった葛藤、そこから成長して覚悟を決めて戦うまでの過程が丁寧で凄く面白かった。

小説のキャラもジョジョキャラっぽくてVSJOJOのシリーズだと読んだ中では一番好き。フーゴ好きな人には読むのをおすすめしたい。

ミスタはおちゃらけているけどドライでもあるみたいなのが私の中のイメージだったからフーゴを裏切りものだと思って態度が冷たいのが予想外だった。仲間は大事にするけどその仲間が自分と違う道を選んでもそれはそれでちゃんと割り切るタイプだと思っていたというか。私はフーゴはブチャラティも命令ではないし自分についてくる事を望まないと言っていたからボートに乗らなくても裏切りとは違うと思っていたので、それを知らない他の人からは裏切者と思われているのは何とも言えない気持ちになったなあ。そしてフーゴ好きだなと再確認した。

| 2018.10.07 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「この空の上で、いつまでも君を待っている」こがらし輪音

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美齢は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。東屋智弘。自分とは正反対に、夢へ向かって一心不乱な彼に、呆れながらも惹かれていく美鈴。しかし、生き急ぐような懸命さの裏には、ある秘密があって―。少年が守り抜いた約束と、奇跡の結末に触れたとき、再びページをめくりたくなる。夏の日を鮮やかに駆け抜けた、一つの命の物語。第24回電撃小説大賞大賞受賞作。

ラノベなので展開がベタだなと思った。中二病っぽく周囲をバカにしている美鈴が、昔出会った宇宙人との約束を叶える為に宇宙に行こうとロケットを作っている東屋と出会って変わっていくみたいな話。最後のどんでん返しからのどんでん返しみたいな展開はいい意味で予想外で良かった。

| 2018.09.30 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「任侠学園」今野敏
評価:
今野 敏
実業之日本社
¥ 2,350
(2007-09-19)
Amazonランキング: 483522位

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は総勢六人というちっぽけ極まりない所帯だが、堅気に迷惑をかけず、任侠と人情を重んじる正統派ヤクザである。組長の阿岐本雄蔵は、兄弟分の組長から、経営難に陥った私立高校の再建を引き受けることになった。文化的な事業に首を突っ込みたがるオヤジの悪癖を嘆きながらも、日村たちは学校へ乗り込む。そこで彼らが接したのは、割れたまま放置された窓ガラス、平気で煙草を吸う生徒、無気力な教師たちであった。百戦錬磨のヤクザをあぜんとさせるほど荒廃した学園を、日村たちは立て直すことができるのか。生徒を舎弟と思い、厳しくも温かく体を張る男たちの異色極道小説。

ヤクザが高校の理事になって学校の環境を良くしていく話。こうして読んでみるとヤクザの人の方が線引きがしっかりしているし、挨拶をちゃんとするしマナーがいいんだなと思えた。ちょっとずつ学校の様子が良くなっていくの、漫画のようだったけど面白かった。最後も関わるべきではないと思いつつも連絡するの良かった。やっぱり繋がっていて欲しいと思った。

| 2018.08.28 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「D.Gray-man reverse 2 四十九番目の名前」星野桂,城崎火也

女神像が死者を甦らせる!?妖しい噂に挑むラビの過去を描いた「四十九番目の名前」編。千年伯爵の日常を追う「1000の悲劇」編、エクソシスト大集合、「黒の教団親睦パーティー」編の3編収録。待望の小説第2弾。

千年伯爵の日常とラビの話と教団のコメディっぽい話の3編。ラビ好きだからラビの話良かった。ダグは人が生き返るなんてないって分かっているのにあの行動を起こすのはコレットと出会ったばかりなのもあってあんまり納得出来なかったな。自分が死んでアクマになっても一緒にいたいって思ってしまったのかな。

| 2018.08.05 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「D.Gray-man reverse 1 旅立ちの聖職者」星野桂,城崎火也

Dグレのノベライズ。本編の前日譚みたいなアレン、神田、アジア支部のバク・チャンの話。どれも読みやすくて良かった。バク・チャン最初こんなキャラだったのかと戸惑うくらいのギャグ担当キャラだった。

| 2018.07.24 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ホーンテッド・キャンパス 幽霊たちとチョコレート」櫛木理宇
評価:
櫛木 理宇
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 637
(2013-01-25)
Amazonランキング: 70451位

幽霊が「視えてしまう」草食系大学生の八神森司。怖がりな彼がオカルト研究会に属しているのは、ひとえに片想いの美少女こよみのため。霊にとりつかれやすい彼女を見守るのが、彼の生き甲斐だ。そんなある日、映研のメンバーが、カメラに映りこんだ「後ろ姿の女の霊」の相談に訪れた。しかもそのカメラでこよみを隠し撮りされ…!?本当に怖いのは、人かそれとも幽霊か?期待の新鋭が放つ大人気オカルトミステリ第2弾。

キャラクターを掴めてきたので1巻の時よりも話の世界に入りやすかった。短編が5話。軽いホラーかと思って読んでいたら結構普通に怖い話系もあって少しゾクッとした。最初のビデオカメラと最後の人形の話が怖かったな。霊的な怖さもだけど今生きている人間の思いが引き寄せるものも怖いなと思った。恋愛は進んだ感じではないけど微笑ましくてこのペースで進んで行くのもいいなと思える。

| 2018.03.25 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「大正箱娘 見習い記者と謎解き姫」紅玉いづき
評価:
紅玉 いづき
講談社
¥ 745
(2016-03-17)
Amazonランキング: 15594位

新米新聞記者の英田紺のもとに届いた一通の手紙。それは旧家の蔵で見つかった呪いの箱を始末してほしい、という依頼だった。呪いの解明のため紺が訪れた、神楽坂にある箱屋敷と呼ばれる館で、うららという名の美しくも不思議な少女は、そっと囁いた―。「うちに開けぬ箱もありませんし、閉じれぬ箱も、ありませぬ」謎と秘密と、語れぬ大切な思いが詰まった箱は、今、開かれる。

大正時代を舞台に新聞記者の紺が事件に遭遇して、どういう形にしろ解決するまでを追っていく話。短編形式で4編。読み進めていく内に紺の生い立ちが分かってくるのと同時に紺が事件を解決するために協力を頼んでいるうららの謎が深まっていくというのが対照的で面白かった。紺はこの時代の女性にしては一人で強く生きようとしていて、それはかっこいい生き方だけど、紺が助けたいと思った女性たちが紺のように思い切った生き方は出来なくて戻っていくのも仕方ないよなと思う。それぞれの人生や生き方に納得出来るというか。いい加減に見えるけど紺の上司の小布施がいいキャラしていて好き。話では3話目の放蕩子爵の話が好き。時村燕也のキャラも嫌いじゃなかった。

| 2017.11.02 Thursday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ほうかご探偵隊」倉知淳
評価:
倉知 淳
講談社
¥ 26,421
(2004-11-25)
Amazonランキング: 445263位

僕のクラスで連続消失事件が発生。僕は4番目の被害者に!といっても、なくなったのはもう授業でも使わないたて笛の一部。なぜこんなものが!?棟方くんの絵、ニワトリ、巨大な招き猫型募金箱、そしてたて笛が1日おきに姿を消すという奇妙な事件が5年3組にだけ起こっている。ニワトリなんか密室からの消失だ。この不可思議な事件を解決してみないかと江戸川乱歩好きの龍之介くんに誘われ、僕らは探偵活動を始めることにした。僕がちょっと気になっている女子も加わり事件を調べていくのだが……。そこにニワトリ惨殺目撃証言が!町内で起きた宝石泥棒との関連は?龍之介くんの名推理がすべてを明らかにする!!

ミステリーランドのコンセプトにあった1冊だなと思った。途中で鶏の惨殺とか出てきて血なまぐさくなるのかと思ったらそうではなかったので安心した。読んでいてこの人怪しいなと思っていたら見事に騙されたし読んでいて楽しかった。

| 2017.06.27 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「スキップ」北村薫
評価:
北村 薫
新潮社
¥ 810
(1999-06-30)
Amazonランキング: 15941位

昭和40年代の初め。わたし一ノ瀬真理子は17歳、千葉の海近くの女子高二年。それは九月、大雨で運動会の後半が中止になった夕方、わたしは家の八畳間で一人、レコードをかけ目を閉じた……目覚めたのは桜木真理子42歳。夫と17歳の娘がいる高校の国語教師。わたしは一体どうなってしまったのか。独りぼっちだ――でも、わたしは進む。心が体を歩ませる。顔をあげ、《わたし》を生きていく。

時と人のシリーズはずっと読みたくて自分で買って積んでいたのだけど、ようやく1冊目が読めた。17歳の真理子がある日突然25年後の自分になっているという話。一人で孤独にそれに向き合うのかなと思ったけど、娘の美也子や夫の桜木さんが真理子の現状を理解して支えてくれるので、時をスキップしてしまった真理子だけどそこまでの悲壮感はなかった。でもすでに両親は亡くなっていたり、25年飛んでいるしで切ない話ではあるかな。でも真理子が前向きで頑張ろうとしているから応援したくなるし自分も頑張りたいと思える。真理子の知り合いから語られる17歳から後の真理子自身も凄く魅力的な人なのが分かってどのエピソードも好きだった。真理子が自分の事を愛しているから40代の自分も投げ出さない、みたいな事を言っている所が凄く好き。自分の事を自信を持って愛していると言える真理子は凄く輝いてるなあと思う。羨ましいくらい。

| 2017.02.19 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
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