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 「膠着」今野敏
評価:
今野 敏
中央公論新社
¥ 10,638
(2006-10-01)
Amazonランキング: 1537492位

老舗の糊メーカー・スナマチ株式会社は創業以来の大ピンチ。社運をかけて新製品開発を行うも、できあがったのはなんと“くっつかない糊”!? そんなもの売れるのかと頭を抱える新入社員の啓太と、「俺に売れない物はない」と豪語するベテラン社員の本庄。窮地に陥った会社を救うべく、ふたりの営業マンの闘いが始まった! 今野敏が贈る、ユーモアたっぷりのサラリーマン応援小説。

今野さんの作品を読むのは2冊目だと思うんだけど読みやすいし面白くて好みだなと思った。老舗の糊会社が新商品の開発に失敗して、糊会社なのに接着能力の一切ない糊を作ってしまい、どうにかして売ろうとあれこれ考える話。実際はこんなに上手く行く事なんてないだろうなと思いつつも小説だから明るい方がいいよねとも思うので個人的には良かった。やり手営業で主人公の先輩の本庄とか良いキャラしていて好きだった。

| 2020.03.06 Friday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | - |
 「記憶喪失の君と、君だけを忘れてしまった僕」小鳥居ほたる

夢も目標も見失いかけていた大学3年の春、僕・小鳥遊公生の前に、華怜という少女が現れた。彼女は、自分の名前以外の記憶をすべて失っていた。何かに怯える華怜のことを心配し、記憶が戻るまでの間だけ自身の部屋へ住まわせることにするも、いつまでたっても華怜の家族は見つからない。次第に二人は惹かれあっていき、やがてずっと一緒にいたいと強く願うように。しかし彼女が失った記憶には、二人の関係を引き裂く、衝撃の真実が隠されていて―。すべての秘密が明かされるラストは絶対号泣。

大学生の公生の前に記憶喪失の少女が現れる。一緒に生活するようになりお互いに好意を持つけれど記憶を取り戻した少女・華怜は公生の前から姿を消し、公生は華怜の事を忘れてしまう。前半の謎が後半に明かされていく形式の話だけど完全に好き嫌いが別れそう。私は2人の関係性が分かったら前半の描写が気持ち悪くて無理だと思った。親子でキスとかもう無理だなって思った。最後も奇跡は起きたけど、他の同級生どうなったんだとモヤモヤしてしまった。

| 2019.10.29 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「女學生奇譚」川瀬七緒
評価:
川瀬 七緒
徳間書店
¥ 1,728
(2016-06-08)
Amazonランキング: 436940位

フリーライターの八坂駿は、オカルト雑誌の編集長から妙な企画の依頼をされる。「この本を読んではいけない……」から始まる警告文と古書を、竹里あやめという女が持ち込んできたのだ。その古書の本来の持主である彼女の兄は数ヶ月前に失踪、現在も行方不明。このネタは臭う……八坂は、タッグを組むカメラマンの篠宮、そしてあやめとともに謎を追う。いたずらか、狂言か、それとも――。最後まで目が離せない、サスペンスミステリー!

最初に警告文があったりオカルト要素強い話かなと思い、その通りだったんだけど最終的な着地点はまた違ったなと思った。八坂の兄弟は唐突だなと思ったけどいい感じにぞわぞわして先が気になったので有りだった。続編がありそうな終わり方だったし続きがあったら読みたいな。

| 2019.08.23 Friday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「霊能動物館」加門七海
評価:
加門 七海
集英社
¥ 670
(2017-11-17)
Amazonランキング: 179572位

古くから人間と共生してきた動物たち。彼らは、神社の狛犬、お稲荷様の狐、神社仏閣のあちこちに彫られた竜や鳥など、日本では古くから崇められる対象でもあった。なぜ人は動物に神を見るのか?狼、狐、竜蛇、憑きもの、猫、鳥、狸といった日本に存在する「霊能動物」の起源を、丁寧にわかりやすく繙く。文献や伝承、そして著者自身の霊能体験と幅広い知識がふんだんに盛り込まれた力作。

動物ごとに1つその動物にまつわる伝説などを解説している本。キツネは悪意あるけど狸の化けるのはいたずらっぽかったりと同じようにくくっていたけど持つ印象は改めて考えると違うんだなと思った。

| 2019.03.31 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「酸素は鏡に映らない」上遠野浩平
評価:
上遠野 浩平
講談社
(2007-03-30)
Amazonランキング: 452605位

「それはどこにでもある、ありふれた酸素のようなものだ。もしも、それを踏みにじることを恐れなければ、君もまた世界の支配者になれる―」ひとけのない公園で、奇妙な男オキシジェンが少年に語るとき、その裏に隠されているのはなんでしょうか?宝物の金貨のありか?未来への鍵?それともなにもかもを台無しにしてしまう禁断の、邪悪な扉でしょうか?ちょっと寂しい姉弟と、ヒーローくずれの男が巡り会い“ゴーシュ”の秘宝を探し求めて不思議な冒険をする、これは鏡に映った姿のように、あるけれどもなくて、ないけれどもある、どうでもいいけど大切ななにかについての物語です―あなたは、鏡をどういう風に見ていますか。

ミステリーランドの1冊。ブギーポップと繋がりがあるらしいのでそっちを読んでいた方が楽しめた気がする。少年少女が人と出会って協力して謎を解決していくみたいな流れが良かった。

| 2018.12.04 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「D.Gray-man reverse3 Lost Fragment of Snow」星野桂,城崎火也

ある雪の日の記憶。“赤腕”は笑わない子供。犬を連れたピエロと出会い、あたたかい心に触れ、呪われた運命から逃れようとするが…。大好きなアレンを捜して、蝋花が新本部を駆け巡る。秘話2本収録の小説第3弾。

蝋花の話と、アレンとマナの出会いを描く過去編の2つ。過去編の方は本編にも絡んできそうな要素だなと思った。アレンがティモシーやティモシーの先生が昔の自分とマナに似ていると話していたけど確かにそんな感じだなと思えて子供の頃のアレンは子供らしく手いいなと思った。

| 2018.10.16 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「恥知らずのパープルヘイズ」上遠野浩平
評価:
荒木 飛呂彦,上遠野 浩平
集英社
¥ 799
(2014-03-19)
Amazonランキング: 10273位

多くの犠牲の末に“ボス”を打ち倒したジョルノたち。だが、彼らと袂を分かったフーゴの物語は終わっていなかった…。第5部完結の半年後を上遠野浩平が熱筆ッ!さらに書きおろし短編を収録し新装版で登場ッ!!

本編の途中でチームから離れたフーゴを主役とした小説。本編から半年後、ジョルノをボスとして新しくなった組織から麻薬の流れを絶つために麻薬の売買をしている組織のメンバーを倒す指令を受けたフーゴがシーラE、ムーロロと一緒に新しくチームを組むという話。フーゴの背景や、自分だけボートに乗れなかった葛藤、そこから成長して覚悟を決めて戦うまでの過程が丁寧で凄く面白かった。

小説のキャラもジョジョキャラっぽくてVSJOJOのシリーズだと読んだ中では一番好き。フーゴ好きな人には読むのをおすすめしたい。

ミスタはおちゃらけているけどドライでもあるみたいなのが私の中のイメージだったからフーゴを裏切りものだと思って態度が冷たいのが予想外だった。仲間は大事にするけどその仲間が自分と違う道を選んでもそれはそれでちゃんと割り切るタイプだと思っていたというか。私はフーゴはブチャラティも命令ではないし自分についてくる事を望まないと言っていたからボートに乗らなくても裏切りとは違うと思っていたので、それを知らない他の人からは裏切者と思われているのは何とも言えない気持ちになったなあ。そしてフーゴ好きだなと再確認した。

| 2018.10.07 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「この空の上で、いつまでも君を待っている」こがらし輪音

“将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美齢は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。東屋智弘。自分とは正反対に、夢へ向かって一心不乱な彼に、呆れながらも惹かれていく美鈴。しかし、生き急ぐような懸命さの裏には、ある秘密があって―。少年が守り抜いた約束と、奇跡の結末に触れたとき、再びページをめくりたくなる。夏の日を鮮やかに駆け抜けた、一つの命の物語。第24回電撃小説大賞大賞受賞作。

ラノベなので展開がベタだなと思った。中二病っぽく周囲をバカにしている美鈴が、昔出会った宇宙人との約束を叶える為に宇宙に行こうとロケットを作っている東屋と出会って変わっていくみたいな話。最後のどんでん返しからのどんでん返しみたいな展開はいい意味で予想外で良かった。

| 2018.09.30 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「任侠学園」今野敏
評価:
今野 敏
実業之日本社
¥ 2,350
(2007-09-19)
Amazonランキング: 483522位

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は総勢六人というちっぽけ極まりない所帯だが、堅気に迷惑をかけず、任侠と人情を重んじる正統派ヤクザである。組長の阿岐本雄蔵は、兄弟分の組長から、経営難に陥った私立高校の再建を引き受けることになった。文化的な事業に首を突っ込みたがるオヤジの悪癖を嘆きながらも、日村たちは学校へ乗り込む。そこで彼らが接したのは、割れたまま放置された窓ガラス、平気で煙草を吸う生徒、無気力な教師たちであった。百戦錬磨のヤクザをあぜんとさせるほど荒廃した学園を、日村たちは立て直すことができるのか。生徒を舎弟と思い、厳しくも温かく体を張る男たちの異色極道小説。

ヤクザが高校の理事になって学校の環境を良くしていく話。こうして読んでみるとヤクザの人の方が線引きがしっかりしているし、挨拶をちゃんとするしマナーがいいんだなと思えた。ちょっとずつ学校の様子が良くなっていくの、漫画のようだったけど面白かった。最後も関わるべきではないと思いつつも連絡するの良かった。やっぱり繋がっていて欲しいと思った。

| 2018.08.28 Tuesday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「D.Gray-man reverse 2 四十九番目の名前」星野桂,城崎火也

女神像が死者を甦らせる!?妖しい噂に挑むラビの過去を描いた「四十九番目の名前」編。千年伯爵の日常を追う「1000の悲劇」編、エクソシスト大集合、「黒の教団親睦パーティー」編の3編収録。待望の小説第2弾。

千年伯爵の日常とラビの話と教団のコメディっぽい話の3編。ラビ好きだからラビの話良かった。ダグは人が生き返るなんてないって分かっているのにあの行動を起こすのはコレットと出会ったばかりなのもあってあんまり納得出来なかったな。自分が死んでアクマになっても一緒にいたいって思ってしまったのかな。

| 2018.08.05 Sunday | 作家別・か行(その他) | comments(0) | trackbacks(0) |
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