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 「後宮の烏 3」白川紺子
評価:
白川 紺子
集英社
¥ 671
(2019-08-21)
Amazonランキング: 11364位

「梟」が残した羽根に、自らの行く末を重ねる寿雪。先代の戒めに反し夜明宮は孤独から遠ざかるも、寿雪自身は虚しさから逃れることが出来ずにいた。烏妃の元には、今宵も訪問者が絶えない。泊鶴宮での怪異は、やがて烏漣娘娘への信仰を脅かす『八真教』へと通じて?他方、高峻は烏妃を「烏」から解放する一筋の光明を見出し、半信半疑ながらも寿雪と共にあることを決め!?

シリーズ3冊目。ファンタジーに向かうのかなと思ったら政治的な要素が強くなったかな。それぞれの思惑が絡み合っていて、どうなるのか気になる。寿雪が人を周りに置くべきではないと考えているのが切ないな。守るものが増えるのは大変なのかもしれないけど一人だと強くはなれないと思う。寿雪と衛青の繋がりも今回は地味に驚いた。この辺はまだ掘り下げられたりするのかな。続きも楽しみ。

| 2020.01.27 Monday | 作家別・さ行(白川紺子) | comments(0) | - |
 「後宮の烏 2」白川紺子
評価:
白川 紺子
集英社
¥ 670
(2018-12-18)
Amazonランキング: 19186位

後宮で生きながら帝のお渡りがなく、また、けして帝にひざまずくことのない特別な妃・烏妃。当代の烏妃として生きる寿雪は、先代の言いつけに背き、侍女を傍に置いたことに深く戸惑っていた。ある夜、後宮で起きた凄惨な事件は、寿雪が知る由もなかった驚愕の真実をもたらす、が―。烏妃をしばる烏漣娘娘とは何か?烏漣娘娘がおそれる「梟」とは一体誰なのか?

シリーズ2作目。烏妃として人を周りに置くなと言われていたのに段々と人と関わるようになってきた寿雪。今回は敵っぽい人物も出てきたり寿雪ですら知らない烏妃の真実が明かされたりと話が広がってきて面白かった。寿雪と高峻の関係性も少しずつ変わっていくのかなと思える終わり方で不穏な感じもしつつ今後が楽しみになった。ラスト、高峻を思って行動する寿雪が良かったな。

| 2019.05.27 Monday | 作家別・さ行(白川紺子) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「後宮の烏」白川紺子
評価:
白川 紺子
集英社
¥ 648
(2018-04-20)
Amazonランキング: 11708位

後宮の奥深く、妃でありながら夜伽をすることのない、「烏妃」と呼ばれる特別な妃が住んでいる。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという―。時の皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃の許を訪れる。この巡り合わせが、歴史を覆す禁忌になると知らずに。

中華ファンタジー。後宮にいながら皇帝の夜伽をする事のない烏妃。彼女は不思議な力があるとされ、ある日皇帝である高峻が頼み事をしにやってくる。烏妃と高峻が出会う事で烏妃の周りが賑やかになっていくのが良かったなと思える話だった。何故夜伽をしなくてもいいのかという謎も最後まで読めば分かるし高峻とのやりとりも好きだし面白かった。

| 2019.02.28 Thursday | 作家別・さ行(白川紺子) | comments(0) | trackbacks(0) |