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 「すべてがFになる」森博嗣
評価:
森 博嗣
講談社
¥ 792
(1998-12-11)
Amazonランキング: 8552位

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平と女子学生・西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

アニメで内容を見ていたので読みやすかった。理系の話ではあるけど難しくも感じなかったし。トリックそのものは結構あぶなっかしいというか行き当たりばったりにも感じられたけど。真賀田さんは本当にこういう決断で良かったのかなと思ってしまう。登場人物みんな頭が良くて桁の多い掛け算を普通にこなしているのが凄かった。

| 2017.07.07 Friday | 作家別・ま行(森博嗣) | comments(0) | trackbacks(1) |
 「探偵伯爵と僕」森博嗣
評価:
森 博嗣
講談社
(2004-04-28)
Amazonランキング: 373594位

夏休み直前、新太は公園で出会った、夏というのに黒いスーツ姿の探偵伯爵と友達になった。奇矯な言動をとるアールと名のる探偵に新太は興味津々だ。そんな新太の親友ハリィが夏祭りの夜に、その数日後には、さらに新太の親友ガマが行方不明に。彼らは新太とともに秘密基地を作った仲間だった。二つの事件に共通するのは残されたトランプ。そしてついに新太に忍びよる犯人の影。

主人公の日記形式で綴られる事件。殺人とかなのに主人公がさらっと受け入れているのには何かあるのかと思ったけど分からなかった。最後に分かる事で犯人への嫌悪感が一気に増すというかゾッとした。

| 2016.11.03 Thursday | 作家別・ま行(森博嗣) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「スカイ・クロラ」森博嗣
スカイ・クロラ
スカイ・クロラ
森 博嗣

僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。近未来を舞台に、戦闘機パイロットである「僕」の日常を描き、「死とは」の問いに挑む。
★★★

前から気になっていたのですが、映画化をきっかけにようやく読んでみました。
何とも不思議な物語に感じた。舞台は近未来。
でも、あんまり世界観の説明は無くて、ただ、淡々と主人公カンナミ君の日常が綴られている感じです。
重要なキーワードっぽい「キルドレ」についても深くは書かれていなくて、それがこの不思議な感じを更に作っているのかなあと思った。

戦争をしていて、実際に戦闘もしているのに、どこか現実味がないというか、読んでいるこっちにその実感が沸いてこない。
飛行機に乗っているカンナミ君の様子とか、仲間が撃墜されても意外と冷静なのが、実際でもそうなんだろうなと思えた。
常に死を望むクサナギ氏も印象的なキャラだった。
ラストと山場はさらりと描かれているから余計に頭に残った。
| 2008.07.21 Monday | 作家別・ま行(森博嗣) | comments(0) | trackbacks(1) |