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 「虹果て村の秘密」有栖川有栖
評価:
有栖川 有栖
講談社
(2003-10-26)
Amazonランキング: 829795位

推理作家にどうしてもなりたい12歳の少年・秀介は、憧れの作家二宮ミサトを母にもつ同級生の優希(刑事になりたくてしょうがない)と、虹果て村にあるミサトの別荘で夏休みを過ごすことになった。虹にまつわる七つの言い伝えがあるのどかな村では、最近、高速道路建設をめぐって賛成派と反対派の対立が激しくなっていた。そんな中、密室殺人事件が起こり、二人は事件解明におとなも驚く知恵をしぼる。がんばれ、未来の刑事とミステリ作家。

ミステリーランドの1冊。小説家になりたい男の子と警察官になりたい女の子が山の村で起こった殺人事件を解決するという話。私はあまり考えないで読んだけどよく読み込めば誰でも犯人が分かるようになっているなと思えて面白かった。主役2人のキャラも良かったしもう少し読んでいたいと思える話だった。

| 2017.03.06 Monday | 作家別・あ行(有栖川有栖) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「ダリの繭」有栖川有栖

幻想を愛し、奇行で知られたシュール、リアリズムの巨人―サルバドール・ダリ。宝飾デザインも手掛けた、この天才の心酔者で知られる宝石チェーン社長が神戸の別邸で殺された。現代の繭とも言うべきフロートカプセルの中で発見されたその死体は、彼のトレードマークであったダリ髭がない。そして他にも多くの不可解な点が…。事件解決に立ち上った推理作家・有栖川有栖と犯罪社会学者・火村英生が難解なダイイングメッセージに挑む。ミステリー界の旗手が綴る究極のパズラー。

殺人事件が起こり、様々な謎が出てくるけれど容疑者が話を聞かれるたびに謎は解けつつも新たな謎も出てきたりと最後まで面白かった。最終的には全部綺麗に謎が明かされたしすっきりした。それでいて、成功しているような人にでも弱い部分や脆い部分があり、誰にでも人には知られたくない部分があるのが人間くさい感じでどの登場人物も嫌いになれなかった。ラストシーンが美しくて印象的だったのと、吉住さんのパニくっていたのもあって隠ぺい工作してしまった下りが妙にツボで憎めない人だなと思った。

| 2016.06.26 Sunday | 作家別・あ行(有栖川有栖) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「46番目の密室」有栖川有栖
評価:
有栖川 有栖
講談社
¥ 788
(2009-08-12)
Amazonランキング: 23601位

日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする。彼は自らの46番目のトリックで殺されたのか―。有栖川作品の中核を成す傑作「火村シリーズ」第一作を新装化。
火村シリーズの1作目。ドラマをたまに見ていたので火村とアリスが斎藤工と窪田くんで脳内再生された。トリックや事件はこの人怪しいなってのを匂わせていたけど、予想外で読み応えがあった。動機も誤変換のくだりで伏線になっていたんだなと後で分かるとおおっとなった。
| 2016.04.15 Friday | 作家別・あ行(有栖川有栖) | comments(0) | trackbacks(0) |