Blogpet
 「四隅の魔 死相学探偵2」三津田信三
評価:
三津田 信三
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 691
(2009-03-25)
Amazonランキング: 100641位

城北大学に編入して“月光荘”の寮生となった入埜転子は、怪談会の主催をメインとするサークル“百怪倶楽部”に入部した。怪談に興味のない転子だったが寮長の戸村が部長を兼ねており居心地は良かった。だが、寮の地下室で行なわれた儀式“四隅の間”の最中に部員の一人が突然死をとげ、不気味な黒い女が現れるようになって…。転子から相談を受けた弦矢俊一郎が、忌まわしき死の連鎖に挑む!大好評のシリーズ第2弾。
シリーズ2作目。面白かったー。主人公は後半まで出てこなくて、前半は大学に転入した転子が大学の寮生たちのオカルトサークルで四隅の間というものをしてしまった事で怪意に襲われてしまう展開。雪山で4人がそれぞれの隅にいて、動いて相手をタッチして〜って怖い話を知っているのもあって、それをやるシーンは本当に怖かった。黒い女の正体も明かされたけど、作中で説明されていないけど、飲み屋に来た黒い女は才子の霊なのかな?客には見えていなかったし多分そういう事なんだろうな。怖い。
| 2016.01.21 Thursday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「十三の呪 死相学探偵1」三津田信三
評価:
三津田 信三
KADOKAWA/角川書店
¥ 679
(2008-06-25)
Amazonランキング: 63385位

幼少の頃から、人間に取り憑いた不吉な死の影が視える弦矢俊一郎。その能力を“売り"にして東京の神保町に構えた探偵事務所に、最初の依頼人がやってきた。アイドル顔負けの容姿をもつ紗綾香。IT系の青年社長に見初められるも、式の直前に婚約者が急死。彼の実家では、次々と怪異現象も起きているという。神妙な面持ちで語る彼女の露出した肌に、俊一郎は不気味な何かが蠢くのを視ていた。死相学探偵シリーズ第1弾。
三津田作品は作家シリーズとか刀城言耶シリーズを読んでいるけれど、それよりも文体もライトでこっちの方が好みだった。人の死相が見えてしまう主人公が事件を解決するシリーズだけど、敵対する人も出てきそうで先が気になった。最初に片方を犯人と見せかけて違うみたいなのはこっちでもあった。
| 2015.12.24 Thursday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「凶鳥の如き忌むもの」三津田信三
評価:
三津田 信三
講談社
¥ 905
(2012-10-16)
Amazonランキング: 178745位

瀬戸内海の兜離の浦沖に浮かぶ鳥坏島。鵺敷神社の祭壇“大鳥様の間”で巫女、朱音は神事“鳥人の儀”を執り行う。怪異譚蒐集の為、この地を訪ねた刀城言耶の目前で、謎の人間消失は起きた。大鳥様の奇跡か?鳥女と呼ばれる化け物の仕業か?『厭魅の如き憑くもの』に続く“刀城言耶”シリーズ第二長編待望の刊行。
シリーズ2作目。
夏だしホラーでもと読み始めたけど、ホラーよりもミステリ要素が強かったかな。これはこうなのではないかと登場人物が話し合うのはすぐに否定が入ったりしてリアルな感じがする。色々分かってくると怖いけど、こういうの本当に出来ちゃうものなのかなとも思ったり。
| 2015.08.09 Sunday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「作者不詳 ミステリ作家の読む本」三津田信三
評価:
三津田 信三
講談社
¥ 751
(2010-12-15)
Amazonランキング: 344616位

杏羅町—。地方都市の片隅に広がる妖しき空間に迷い込んだ三津田は、そこで古書店「古本堂」を見いだす。ある日、親友の飛鳥信一郎を伴って店を訪れた彼は、奇怪な同人誌『迷宮草子』を入手する。その本には「霧の館」を初め、七編の不思議な作品が収録されていた。“作家三部作”第二長編、遂に降臨。
作家シリーズの2作目。
同人誌である迷宮草子を入手した三津田と飛鳥。しかしその同人誌の話を読むたびに怪意に襲われるようになってしまう。同人誌に載っている短編を読み、その謎を解く事で怪意から逃れられると分かった2人は迷宮草子を読み進めるけれどという話。短編の後に三津田たちの謎解きの編があって、区切りが細かくある感じで一気に時間を取れない人には読みやすい話だと思った。まさに私がそうだったので。それでいて、同人誌の話はゾクッとするホラーで面白いし。作家3部作の中では一番好きだなあ。
| 2015.04.06 Monday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「忌館 ホラー作家の棲む家」三津田信三
評価:
三津田 信三
講談社
¥ 788
(2008-07-15)
Amazonランキング: 65318位

奇妙な原稿が、ある新人賞に投稿された。“私”は友人から応募者の名が「三津田信三」だと知らされるが、身に覚えがない。そのころ偶然に探しあてた洋館を舞台に、“私”は怪奇小説を書きはじめるのだが…。本格ミステリーとホラーが見事に融合する三津田信三ワールドの記念すべき最初の作品が遂に登場。
作家シリーズの1作目。
作者の三津田信三自身が語り手で、自分が引っ越した人形荘と呼ばれるいわくありげな家で起こる恐怖を描写した話。ホラーでありつつミステリ的な部分もあって面白かった。ホラー部分は何となく予想出来る展開ではあるのだけど、やっぱりゾクッとなったし読み応えあった。
| 2015.01.28 Wednesday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「厭魅の如き憑くもの」三津田信三
評価:
三津田 信三
講談社
¥ 1,026
(2009-03-13)
Amazonランキング: 16302位

神々櫛村。谺呀治家と神櫛家、二つの旧家が微妙な関係で並び立ち、神隠しを始めとする無数の怪異に彩られた場所である。戦争からそう遠くない昭和の年、ある怪奇幻想作家がこの地を訪れてまもなく、最初の怪死事件が起こる。本格ミステリーとホラーの魅力が圧倒的世界観で迫る「刀城言耶」シリーズ第1長編。
ミステリーとホラーを混ぜたような話で読みごたえがあった。カカシ様や山神など信仰の強い土地で起る不可解な殺人事件や心霊現象のようなものを語り手の刀城言耶が理論的に解決していく展開が面白かった。ゾッとするような部分もあって、夏に読むのにちょうど良い話だったなあと思った。
| 2014.08.19 Tuesday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「百蛇堂 怪談作家の語る話」三津田信三
評価:
三津田 信三
講談社
¥ 1,026
(2013-12-13)
Amazonランキング: 161296位

作家兼編集者の三津田信三が紹介された男、龍巳美乃歩が語ったのは、旧家、百巳家での迫真の実話怪談だった。数日後、送られてきた原稿を読んだ三津田と周囲の人々を、怪現象が襲い始める。もうひとつの怪異長編『蛇棺葬』から繋がる謎と怪異が小説の内と外で膨れあがるホラー&ミステリ長編。全面改稿版。
蛇棺葬の続編的ストーリーなので、蛇棺葬を読んでいないとお互いの面白さが分からないかなと思う。作者の三津田信三自身が語り部でもあるので、本当の事みたいな不思議な読み応えがあった。蛇棺葬で疑問に感じていた部分もこちらで補完されていて、かなりすっきりしました。その分こちらはこちらでホラーものらしく怖くなるし、ぞっとする部分もあって面白かった。見開きで出てくる終盤のページは最初は本当にゾッとした。龍巳氏の見た目と年齢のあれこれとか自分でも予想出来たものもあったけど、それとは逆に予想もしていなかった展開になっていったりして、ラストにかけてのスピード感はページをめくる手が止まらなかった。
| 2014.04.02 Wednesday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「蛇棺葬」三津田信三
評価:
三津田 信三
講談社
¥ 809
(2013-10-16)
Amazonランキング: 270419位

幼い頃、引き取られた百巳家で蛇神を祀る奇習と怪異の只中に“私”は過ごす。成長した“私”は訳あって再びその地を訪れる。開かずの離れ“百蛇堂”での葬送百儀礼で何が起こるのか?もうひとつの怪異長編『百蛇堂 怪談作家の語る話』へと繋がるホラー&ミステリ長編。著者の創る謎と怪異の世界。全面改稿版。
初読みの三津田作品。
主人公の回想形式で前半は小学生の時の話、後半は30代になった主人公が再び百巳家に行った時の話。民俗学的な風習や田舎の雰囲気もあって淡々とした空気ながらも怖いなと思わされた。主人公自身も記憶が無くなっていたり、曖昧な部分もあるせいで有耶無耶になっている所もあって、結局これはどういう事なんだろうと思う要素があったりしてそこがまた怖い。その辺りは続編的な話になっているっぽい百蛇堂で明かされるのかなあとも思うので、読むのを楽しみにしている。読んでいて気になったのは同級生は結局どうなったのかとか、父親や主人公自身が具体的にどんな目にあっていたのかとか。近い内に続きも読もうと思う。
| 2014.02.25 Tuesday | 作家別・ま行(三津田信三) | comments(0) | trackbacks(0) |