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 「暮れていく愛」鹿島田真希
評価:
鹿島田 真希
文藝春秋
¥ 1,575
(2013-05-09)
Amazonランキング: 24090位

夫婦の危機が、異様な記憶の蓋をあける時―この頃こういう正体不明の心の叫びをいつも抱えていた。もしノートかなにかに書き留めたら、紙全体がぎっしり字で埋まってしまって、正気の沙汰ではない恐ろしいノートができただろう(「暮れていく愛」)。芥川賞作家、衝撃の告白体小説。女子大生ミカの冒険を描く「パーティーでシシカバブ」併録。
「パーティでシシカバブ」「暮れていく愛」の2編。

「パーティでシシカバブ」は文体というか、話のノリに馴染まなくてよく理解出来ないままに読み終わってしまった感じ。
「暮れていく愛」は夫婦2人が交互に語り手になっている形式の話で、不穏な話になるのかなと思っていたら、最後には良い方向に向かいそうな感じになったので良かった。
この本は表紙に使われているムンクの絵に何となく惹かれて読んだのだけど、表題作と上手く合っている感じがしたかな。ムンクの絵って暗いのが多いけれど、妙に好きだったりします。
| 2013.05.30 Thursday | 作家別・か行(鹿島田真希) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「冥土めぐり」鹿島田真希
評価:
鹿島田 真希
河出書房新社
¥ 1,470
(2012-07-07)
Amazonランキング: 683位

あの過去を確かめるため、私は夫と旅に出た――裕福だった過去に執着する母と弟。彼らから逃れたはずの奈津子だが、突然、夫が不治の病になる。だがそれは完き幸運だった……著者最高傑作!
「冥土めぐり」「99の接吻」

読みやすかったけれど、何を言おうとしているのかが理解出来たのかと言われると理解できなかったなあという感じ。どっちの話も家族との関係が話に大きく関わっていて、冥土めぐりの方はそういう状況から逃れたい気持ちもあって結婚したっていうのもあるのに、今のような感じになってしまって、それはそれで逃げられない感じになっているので、不自由そうだなあと思ってしまった。
| 2012.08.27 Monday | 作家別・か行(鹿島田真希) | comments(0) | trackbacks(0) |
 「二匹」鹿島田真希
評価:
鹿島田 真希
河出書房新社
¥ 1,260
(1999-01)

「堕落犬ジョンよ、生まれ変わりを信じるか?」 ハイスクールを修業の場とするおちこぼれに栄光はあるのか。ジャンクな日本語、クールな思考…現役女子大生が贈る学園ハードボイルド。第35回文芸賞受賞作。
鹿島田さんのデビュー作。うーん、難しかった。男子高校生2人の物語なんだけど、これがまたよく分からなかった。
狂犬病っていうのが、何かを象徴しているっていうのは分かったんだけど、いまいちそれが何なのかが分からなかったです。
鹿島田さんの作品はまた挑んでみたいと思います。 
| 2009.08.17 Monday | 作家別・か行(鹿島田真希) | comments(0) | trackbacks(0) |